お台場の早春の空に舞い散る２千億円分の株券

富豪刑事も最終回、、結局、ハジけきれないままに、ただただ深キョンのキュートなカマトト振りだけが深山に木霊しつづけるヤマビコのような印象を与えた番組でした。
最終回は新旧「愛のメモリー」ペアが、がんばって遊んでましたね。倉庫内での対決シーンでの、松崎しげると及川光博の歌の掛け合いはちょっと遊びすぎだろうと思いましたが、このノリをもっと早くから番組制作自体に導入してればなぁと思いました。
でも一応、最後の数百億の札束が舞い散る様子をみての神戸喜久右衛門と美和子の会話「きれいだのぉ」「ホント、これが本当の雪ならもっと綺麗だったのに」で、「富豪刑事」の基本コンセプト（貧乏人と大富豪の感覚の差から来る諧謔）を守って終われたようです。

で皮肉にも、富豪刑事の次に、報道ステーションでは、ホリエモンが次にフジに仕掛けるんじゃないかと言われるレバレッジド・バイアウト（ＬＢＯ）の話題で盛り上がっていました。
まだ自分のものにもなっていない乗っ取り先の企業としての値打ちで、自己資金を遙かに上回る融資が得られるという詐欺のような仕組みに、みんなが驚いていました。
お台場の早春の空に舞い散る２千億円分の株券、、「ホント、これが本当の雪ならもっと綺麗だったのに、、。」と美和子なら言うのかしら、、。