saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

『変身忍者 嵐』と響鬼

saienji2005-03-13

マクドナルドの小さな子ども達が出てくるCMで、マクドナルドのオマケが可愛いと近寄ってくる男の子達に、自分を褒めていると勘違いした女の子がおしゃまな表情を作るのがあって、アレ見るといつもドキッとするのね(あはは女の業とゆーか)。
でもあの子タレの女の子相当だな、、数秒後には男の子も女の子も演技はなれて仲良く遊びに没頭してるシーンに切り替わってホッとするんだけどね。

まあそんなこんなで今朝の響鬼です。威吹鬼、まるで昔の東映忍者ヒーローみたいに風を巻いて変身しましたね。最近の仮面ライダーってCG合成のお陰で、場面ごとに色々な変身のバリエーションがあって結構楽しみにしてたんだけど、威吹鬼のはタメがあって一瞬の変身というより「見せる」変身になっていて、ちょっと感心しました。
敢えて言えば「演劇的変身」?それに「新しさ」という点ではディスクアニマルね。
スポンサーの玩具メーカーの為に作り出されたようなアイテムに魅力を感じるのは小さな子どもだけの筈なのに、響鬼に登場するディスクアニマルって本気で可愛いって思う。
多分あの大きさや色、仕草、それになんと言ってもあの合成音声が効いてるんだろうな。「可愛い」の要素の中には「不気味」も少し混じっているってこと良く理解してる造形だと思う。
その小さなディスクアニマルが修行中のヒビキにタオルや水筒を持って来るシーンなんかは出色ですね。そうそう修行と言えばヒビキ兄の大太鼓叩きシーンも婆様とのやりとりも、30分番組には勿体ないぐらいの作り込みでした。
ひょっとしたら「響鬼」に特撮番組としての欠点があるとしたら、この作り込みの丹念さにあるのかも。
そして物語は「鬼」の後継者に展開していくみたいですね。布施明の主題歌「少年よ」のテーマ通りに。
子どもに「生きる」見本を見せる事の出来る大人(鬼)と、その背中を追いかけようとする(子ども)っていう関係、ヒビキ兄と少年・明日夢だけでは、膨らみに欠けるかなと思っていたら、威吹鬼の弟子に明日夢君と同学年の少女の配置でしょ。ホントよく考えてある。
でもこれって「仮面ライダー少年隊」って昔のライダービデオにあったような。それに響鬼のモチーフってライダーよりも『変身忍者 嵐』に近いような気がするし、、、時代が一回りして戻ってきてるんだよね。
勿論、映像技術の進歩を背景に、内容自体がハイグレードになってるわけだけど、子ども向け番組のコアは同じということなのかな?

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