相棒

水谷豊と寺脇康文の二人が刑事を扮するテレビドラマ「相棒」が面白い。シリーズとしては3rdシーズンになるらしいが、シリーズ開始の「双頭の悪魔」は特番扱いの初めの２時間スペシャルを入れて合計４時間を費やしながら、しかも面白く見せたのだから、テレビ番組としては相当足腰の強いものなのだろう。

とかなんとか言いながら午後９時と言う時間帯はchikaにとってとても忙しい時なのでズーと見てるわけじゃないんだけどね。（てかお家で見るのは殆ど無理、録画する程、入れ込んでいるワケでもないし→未だに満足に録画が出来ないヒト）それにしても櫻井武晴/輿水泰弘の脚本はまるで同系列の「報道ステーション」からネタを貰ってるみたいな切れ味で小気味よい。
そのくせ物語のベースは「謎解き＋新宿鮫」に置いてあるから、時事問題に絡む難しいテーマに取り組んでも、なんとか娯楽フィクションの枠の中に収束させることが出来るようだ。
昨日の「警官殺し」なんて、警察組織のしがらみと矛盾を描いてまるっきし新宿鮫ティストなんだけど、「相棒」の右京（水谷豊）と「新宿鮫」の鮫島では孤立奮闘の度合いがまるで違って、結局はなんとかなってしまうのがTVのお約束というわけだ。
それでもココまでやったら凄いと思う。まあ昨日の番組の中でも「今の警察組織の中にあって（右京達のいる）特命課の存在は奇跡だ」なんていう台詞があったりして、作り手の方も「娯楽番組としての限界」を知りつつ作ってますよ〜ってメッセージを送ってる感じ。
そ言えばchikaが最近注目してる富豪刑事もテレビ朝日だっけ、、。ん？仮面ライダー響鬼もだぞ、、。そして振り向けば「ＮＨＫｖｓ朝日新聞」あれはどうなったんだっけ。