松・竹・梅

映画デビルマンはかなり酷い出来みたいだ。自分が見もしていない映画の事を人の噂を基にして判断するのもどうかと思うけれど、ネットで調べて見る限り見た人の感想はブーイングの嵐で、肯定的なものが一つも見あたらない。
中には「この映画を見に行く人をこれ以上増やさないのが、間違って見てしまった人間の責任だ」という感想まである始末。
原作漫画作品映画化コース「松・竹・梅」は、キューティー・ハニー＞キャシャーン＞デビルマンという辺りに落ち着きそうな気配。よかった、、これで次の週末にとれる平日のお休みにみたい映画は「ヘルボーイ」に決定です。
所で、仮面ライダーブレイド、地味に弾け初めています。いわゆる「影のあるヒーロー」である始君が変身してしまうジョーカーの狂ったモンスターぶりがいい。ちらっとスポーンを思い出してしまった。 こっちは着ぐるみで映画デビルマンは金のかかったＣＧ、造形としては勝負は見えているんだけど、映画っていうのは脚本やら俳優（この場合はスーツアクター）の勢い、その他諸々が生み出すサムシングだからねぇ。
ＴＶ繋がりで言うと「新撰組！！」こちらはどんどん寂しく侘びしく切なくなっていくばかり。始まった頃の青春群像劇の面影なんか何処にもないのです。
明治維新の直前に解体されていく壬生狼と呼ばれたテロリスト集団像と、「青春群像劇」の力強さをどうとりまとめていくかが、見物だったんだけれど、こればっかりはいかな三谷脚本でも無理なのかなぁ、、、。