saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

不倫研究家chika

後先が逆になっちゃったけれどchikaが、滋賀県立近代美術館に出かけるきっかけになった大山崎山荘美術館のことを書いておこうと思う。それはサントリー所有の私設美術館で阪急高槻からさほど離れていない場所にある。んー天王山の麓って言ったほうがいいのか、、。
ここは別荘を改造したものだから入館するのに重い木製ドアのノブを回して入る必要がある。こう見えても結構、うっかり八兵衛(Oh!水戸黄門)のchikaは、美術館と言えば自動ドアかイージーオープンだと思いこんでいるから、ノブも回さずドアを引いたものだから全然開かないのでやんの。休刊日に来ちゃったのかと恥ずかしげに引き返してしまったのだった。
実を言うと引き返した理由はもう一つあって、それは美術館前の前庭に腰掛けていた中年カップルのせいなのだ。
不倫研究家のchikaに言わせれば、世の中には不倫カップルが行きやすいエリアというものが存在するのだ。又、このエリアは不倫カップルの社会的立場の違いによって更に細分化されたり方向性が変わってくるものなのだ。例えば男にある程度、金と力があって女がそれを若さと肉体でバターする関係の場合はAランクからBランクの丁度中間にあるような温泉だとか観光地がそれに該当するし、男と女が社会的に同等の立場にあって違う肌のぬくもりだけを感じれればよい場合は近場の隠れスポットなんかに行ったりする。
前庭にいたちょっと崩れた感じのする中年カップルは明らかに後者だった。派手目の化粧が結構様になっている中年女性の密やかな嬌声(矛盾表現)が美術館前の森にしみ通っていく。chikaは何故か、こういうカップルの前に困っている自分の姿を晒したくないのだ。(若干、幼少期のトラウマに関係があるのかしらんと自己分析してみるのだけれど、、)

結局、美術館横の庭園を散歩している間に、美術館の窓に人影を確認して「もしかしてノブ?」と気付いて入館することが出来たんだけど、、、ノブを回すか、、一企業が社会参加というか道楽で美術館を開くとこうなるんだよね。
展示の方はモネの睡蓮がかかっていた。でもスイレンってホント、漢字通りのイメージがある植物だね。眠たげでまどろんで茫漠としてて生ぬるくて、、ああ又、あの中年不倫カップルの姿が、、、。

ところでオリンピック、、男子体操やったじゃん。前評判の時点でマスコミが余り騒がなかった種目が「金」取ると、なんだか嬉しい。女子バレーもブラジルに負けるしね。だって当たり前じゃん、相手がいてのスポーツなんだしマスコミがばらまいてる「根性秘話」なんてオリンピックに参加してる人間の全員が持ってんだよ。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!