ハイパービザール
昨日の日記ではバットマン5で羽目を外してしまったので、今日はちょっと締まって、、ね。
で、話題の方はバットマンといえばキャットウーマン。初代バットマンのミシェル・ファイファーのビジュアルが凄すぎて、あれを越えるにはアクターもコスチュームもハイパービザールでなきゃ駄目って感じだったんだけどね。
今度のは主役がハル・ベリー、、。確かに彼女綺麗だし、、ボディもなかなかなんだけど、ちょっと雰囲気が違うのね。んー「崩れた感じ」がない人だから。凄く色気過多のビッチな役柄やってても何処か、芯がしっかりしてて素顔に戻ると「独立女性」の典型なのよね。
コスチュームの方も女戦士かなんとなく古代エジプトの勘違いコスって感じでマスクが頭部上半分を覆うタイプでさ、もう一つビザールじゃないのね〜。
ちなみにこんな辛口の海外映画批評も
『 さらに的外れなのは、ピトフ監督がこの映画で、女性の能力拡大を賞賛していると観客を説得にかかろうとする点だ。会話は似非フェミニズム的なたわごと(「籠の中の女性を解放する」や、「内なる猫に触れる」など)に溢れているが、だまされる人は誰もいないだろう。キャットウーマンは要するに、はしたない格好をした胸の大きい女優が暴れまくる(写真)映画にすぎない――現代の性の不平等を嘘偽りなく明らかにしたというよりも、男にとって都合の良い「解放された女性」という妄想だと言うほうが当たっているだろう。』
思わずハル・ベリーのアカデミー受賞時のスピーチを思い出してしまうchikaでした。