Ｂ級でも一定の味をキープするのは難しい。

「旅行に行きたい」熱が一向に冷めやらず、仕方がないので相方を誘い出して神戸に出かけた。「雨やちゅーのに無茶やなー」夜の部のエネルギー温存用代行ドライバーって判っていても付き合ってくれるのが有り難い。
いつものようにメリケンパークの駐車場に車を止めて中華街を横切る形で元町に入る。神戸の商店街は大阪みたいに一月単位で店舗が入れ替わるような事がないと思っていたけれど、前の震災で改装をやった一帯は結構移り変わりがあるようだ。（・・・ってこの前、神戸に来たのはいつだったっけ、、。nail＆cafeなんてあったっけ、、。確かこの辺りで白いクリームのかかった巨大なバームクーヘンの模型が置いてある喫茶店があったような。）ハンズでブラブラしてシステム手帳のリーフを補充したり、バラエティグッズを冷やかす。ジョーク玩具で「キン肉マン」のリアルゴムマスクを発見して不思議な気分になる。確かキン肉マスクの下の素顔はすげーハンサムで、、みたいな設定だったように思うし、、第一、マスクのマスクなんだよね、この場合。
　そのほか３ｆでネイルサロン、６ｆで昭和懐かし雑貨店がオープンしてた。相方は調度品だとか台所用品とか結構熱心に見てたけど、、やっぱり差がでるんだよねぇ、、。
　ハンズを出た後いつものコースを流そうとも思ったんだけど雲行きが怪しくなって来たし、今日は結構早い目にスタンバイする必要があったから、早々に引き上げる事にした。「ねぇ昼食どうする？イグレックなんかどう？」「時間、ないっしょ。第一、居留区の方に行ったら又寄り道するでしょが。」すべてお見通し、、。
結局、元町にあるお好み焼き屋さんに行くことに。そこは前に入った時に「ソバ飯」が結構美味しかった記憶があるのだ。入った途端にここも店内が改装されていていやな予感が走る。でもメニューは前と同じで品種が盛りだくさん、、と安心した途端、出てきたお好みを見てがっくり、、一目で水ぽくて腰がないのが判るのだ。
「何〜これ、、もんじゃ焼きの堅いの？」相方はこういうのに容赦がないから一刀両断って感じで大きな声を上げる。味ががた落ちだった。おそらく調理する人も変わったんだろう。そう言えば、久しぶりにありつけた老祥記の豚まんのおじちゃんも凄く老けてたし、、。時代の流れは誰にも止められないんだねぇ、、。