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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゼロワン 第15話 「ソレゾレの終わり」

 

  やっぱり大きな場面転換で高橋悠也脚本を使うんだ。

 でも実質、「大きな場面転換」って滅が死んで迅が「目覚めた」事と、ZAIAがやっぱり悪党だったって事ぐらい、それをなんとなく派手っぽくやって見せただけで、物語の転換点として何か大きな意味があったのかと言うと、、、。
 てか、高橋悠也脚本って、そつなくスタイリッシュだけど「薄味」なんだよね。

 それとなー、なんかイズちゃんだけを目当てに見てるchikaにすると今回の、イズちゃんの使い回しは、戴けなかったな。

 迅の「滅がやられたのになぜヒューマギアのお前が何で笑ってんだ!」のあれ、なんか後味悪い、この程度の作品内容で、見てる人間の後味を悪くしてどーすんだ。

 てかゼロワンって、ヒューマギアに対する脚本上や演出上の、「自我の目覚め」の線引きがいつも曖昧だから、こういう微妙な演出の時に、ソレを持ち出してくると、色々な問題が起こるんだよ。
 イズちゃんなんて、どっからどうみてもずーーーと前から「自我に目覚め」てるのに(笑)、それを今回は、何を今更って感じで「自我に半分目覚めかけ」みたいにしてるし(笑)。
 しかし今回のエピは、ゼロワンシャイニングアサルトホッパーの変身が凄く綺麗だったので、それで全て許す!

 ライダーの変身シーンでみとれるの、ほんと久しぶり!
 まあゼロワンは、修繕(←古っ)されたイズちゃんを楽しみに次回も視聴の心だ(笑)。

 

 ってお次は「ニッポンノワール-刑事Yの反乱」だけど、、最終回になって「アルティメットプログラムを受けた人間が二人いる」なんて、ほんと究極の後出しジャンケンはやめて欲しいよな(笑)。
 そんな話の展開の前提となる「設定」を、「実はこうでした」と後出しで次から次へと出していったら、なんとでも好きな事できるじゃん。
 でガスマスクの男の正体は、実は名越と才門でしたとかな。馬鹿にしてんのかと思うよ。
 かの騙しの名作映画『ユージュアル・サスペクツ』を見て勉強して欲しいよ。

 一応、名越が怪しいって伏線が、今までの放映回にもあったって説明してるけど、それだって、最終回でそれに言及しないで違う結末に持って行けるくらいの些細な仕掛けなんだから。

 名越が拳銃左手に持ってたってなんだよ。だったら、たまたま左手に持ってても良いんだろ?

 おまけに武藤将吾節が炸裂。

 そうじゃなくて、一応、こういう筋立てのドラマを書いたんだからニッポンノワールって存在への総括やっとこうよね。

 巨悪の本質とは何かとかさ、チラッとでもいいからさ。

 武藤将吾演説会じゃないんだから。

 で、自分でもあまりグデグデ言い過ぎてるのが判ってるのか、途中でキャラに過ぎない名越に「何、ごちゃごちゃ言ってるんだよ」とか言わせてガス抜きしてるし(笑)。
 才門の「語り」の時もそうだったな。

 「なんだか、こう活性化されるんだよ」とか、それ武藤将吾、あんたの日常感覚だろ(笑)。

 chikaは別に、ドラマで脚本家が「自分語り」をする事が悪いって、全然、思ってないし、むしろそういう熱のなさが、日本ドラマを低迷させてるんだと思ってるけど、それをやるには「工夫」ってもんが必要だろ!・・・ってこれが全てかなー「ニッポンノワール-刑事Yの反乱」の感想(笑)。

 

 

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