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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ニッポンノワール-刑事Yの反乱- #4 捜査一課長の嘘

 

  今週は、仮面ライダーゼロワンがお休みだったので、代わりに「ニッポンノワール」の感想をメインに、それと最近見始めた「ヴィンランド・サガ」について。

 

「ニッポンノワール」、なぞが謎を呼ぶという仕掛けなんだろうけど、そのやってる事自体がよく理解できないのよね。
『えーっ、あの捜査一課長(北村一輝)が黒幕なのーー?』笑。
てか、ちょっと前の北村一輝さんなら、そーゆのに当てられるかも知れないけど、今の北村一輝さんを、ホンボシキャラに当てるのは無理って感じで、これ脚本云々の取り回しで、なんとかなるレベルじゃないんだよな。
 それに北村一輝さんは、なんでもやる人だから、脚本で捜査一課長が黒幕なら、すでに今までの演技でそういう部分を仕込んでますよ。

 ほら昔からよく使う言葉があるでしょう、『手段が目的になってしまっている』って奴ですよ。
 効果的に謎が謎を呼んで、その展開自体が快感だったり意味があったりするのは良いんだけど「もうそれいい加減にしろよ。それやる前にもっと他に描くことないのかよ」みたいな。

 

 仮面ライダービルドの脚本もその傾向があったけど、あれはまあまあ「納得」の域に収まってたし、そのお陰でエボルトってキャラも結構、濃厚なモノに仕上がってた。

 でもそれって多分、子ども達も見てる仮面ライダー仕様の制限あり脚本だったからだよね(笑)。

 そういや、エボルトが才門、桐生戦兎が清春、万丈龍我が名越みたいな対比も面白いな。
 で咲良は石動美空(笑)、うーんなんとなく似てるでしょ。

 

 ところで話は変わるけど、最近、アニメで凝ってるのが「ヴィンランド・サガ」。
 アマゾンプライムで転がってるのは前から知ってたんだけど、個人的にゲーム・オブ・スローンズの流れで、北欧神話とかヴァイキングに興味が出てきた部分があって、たまたまお試しに覗いてみたんだけど、ハマリました。
 作画レベルは回によって滅茶滅茶差があって、時には見るのが辛い回もあるけど、脚本というか原作というか、演出というのか、スゲー腰が入ってて面白い。
 これやってる事はゲーム・オブ・スローンズやん。
 正義も情けもあるもんか、あるのは生き残るための陰謀策謀・暴力、血の嵐。

 てか日本人のメンタルからするとバルハラみたいな生死観を基本にするヴァイキング物の肌触りは、見ててかなりしんどい筈なんだけど、あえてそれを「こいつら無茶苦茶やんけー」と感じながら見る快感ね(笑)。
 そこを逃げないで、真正面からアニメでやってるのが凄い。
 特にシーズン1の14「暁光」は、いわゆる神回だと思うなー。

 あれは本当に、人間のなんたるかを考えさせれる、、いやホントだよ。

 

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