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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゼロワン 第1話 「オレが社長で仮面ライダー」

 三十分にも満たない尺の中で、後に展開する謎をしっかり残しつつ、ほぼ全ての基本設定を紹介し終えましたなー。
 凄く練り上られた脚本、なんだかそれだけで感激しちゃいましたよ。
 この脚本書いたのは『仮面ライダーエグゼイド』&『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』の高橋悠也氏。
 現代社会への突っ込みみたいなのが肌感覚である人みたいだから今後が楽しみ。 ミステリー小説書けるセンスあるよね。まあライダーでは実際にはあまり尖った展開はしないんだろうけど、脚本がそういう感覚を持ってるかどうかは、話作りに結構滲み出てくるものだからね~。

 それとライダーアクションも、今風っちゃ今風で好み。ああこれは監督さんの領域か。
 杉原輝昭さんて、この『仮面ライダーゼロワン』で初の仮面ライダーシリーズのメイン監督に就任?。
 やりたい事、一杯あるだろうなー(笑)。
 第1回見てる限りには、ハリウッド映画の最新映像カット手法とか、当然、マーベル映画辺りも意識してるだろうなぁ(笑)。
 流行の外国映画のニュアンスとかを引っ張ってくるのは、これ最近のライダーの傾向だけど、今回、アベンジャーズのトニー・スタークと宇宙刑事シャイダーの合成版かよ。トニー・スタークのアイアンマンスーツやってるのに「蒸着!」みたいな感じになっちゃうのは哀しいけどネ。
 これについては突っ込むまい。
 でも主人公のメンタルが相変わらず少年ジャンプなのは、仮面ライダーの譲れぬ伝統か(笑)。
 ここは一つ気張って、トム・ホランド版のスパイディぽくして欲しかったけど、それは仮面ライダーじゃ無理だよね。

 で今度の少年ジャンプマインドは、「俺は相手がAIでも笑わせてみせるぜ。だって俺を育てくれたのはAI父ちゃんだからさ!AIだって心が通じるんだー!それを踏みにじる奴は許せない!」みたいな。
 しかも、そのバックボーンになるのが山本耕史さんのヒューマギアパパ!
 奢った配役だなー。多分、回想シーンで山本耕史さん何回か出てくるんだろうけど、この配役だけは裏をかかれたって感じ。山本耕史さんと仮面ライダーってイメージ的に結び付かないよね~。
 それと虚を突かれたって程でもないけど「お笑い芸人型ヒューマギア」の腹筋崩壊太郎役で、”なかやまきんに君”が登場したのもなかなか。武田真治さんで見せつけられた「筋肉」の可能性を、またまた再認識させられたって感じです(笑)。 


PS ”鬼滅の刃22”は、柱のキャラが凄いね~。富岡ちゃんが柱から孤立してたり、みんなから嫌われて良かったよ。柱があれじゃあな、、。でも少ししたら柱の連中も徐々に炭治郎の事を認めていくって定番のコースなんだろうけど、とにかく、各キャラが濃すぎ。この感じはゴールデンカムイに似てるな。

 

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