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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダービルド 第49話(最終話) 「ビルドが創る明日」

 ほぼ予定調和の最終回、終わりよければ全て良し、メデタシメデタシ、、って感じでしたね~。
 まあ武藤脚本に、こういう終わられ方すると、多少ムカッと来るところもなきにしもあらず(笑)。
 それが一年間のまとめと言えば、まとめだな~。
 なーんか不思議な感じ(笑)。
 でも戦兎と葛城巧の関係は、最後に葛城巧が戦兎の生き方を肯定した事で戦兎に吸収されたって感じで、そんなふうに視聴者側の勝手な脳内補完をさせるだけの脚本としての説得力は、全編を通じて保持してたかな。
 そういう意味では、今まで視聴者側の善意ある脳内補完に多くを頼っていた幾つかのライダー作品よりは、脚本に力があった事を証明してるよね。

 

 まあビルドについては、後半、かなり批判的な事を書いてきたけど、それは脚本の力量の問題ではなく「転がし方」の問題だったし。
 そうそう、先に、予定調和の終わり方って書いたけど、戦兎が新世界で一人きりと思わせといて、最後に「あの黒い髪の俺」って感じで、万丈を登場させた時は、思わずニヤリとしちゃいましたよ。
 あの展開は、かなり気の利いたサプライズでしたね。
 ああいう小賢しい真似(失礼)が、出来る所が、ホント、武藤脚本の両刃の刃(笑)でした。

 

PS 最後の金髪万丈の登場も良かったけど、「ひ弱ウツミン」が、自分の造ったモノに満足出来ず、脚で壊そうとするも新世界ではサイボーグじゃないから「痛ってー!」って転げ回るシーンも良かったな。
 あそこまで登場キャラに神経配れるなら、本編でもズーッと「説明」要員じゃなく、「駒」でもなく、登場人物達にもっと愛情注いで、話を作れた筈なんだけどなー。←まだ言ってる(笑)。

 

 

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