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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダービルド 第47話 「ゼロ度の炎」

 美空を演じる高田夏帆ちゃん、凄かったですね。

 なんだか、感情込めすぎて脳溢血で倒れちゃうんじゃないかとハラハラしちゃいました。
 多分、このエピでは、一海とこ武田航平君の演技ばかりが、持て囃される事になるだろうからプププでは高田夏帆ちゃんを押しておきます。
 ってか仮面ライダーでは伝統的にずーっと「濃い男女の恋愛関係」が描かれた事ってないんですよねー。

 そんな中、高田夏帆ちゃん、よく頑張ったよ。

 ライダーの場合、今までもかなりの確率で、ヒロイン女優さんの方が主演男優さんよりも演技力高かったんだけど、そんな中で高田夏帆ちゃん、かなりいったネ。


 何故かライダーヒロインは恋愛ラインの「少し奥にいる」、ライダー自体の基本コンセプトが変わることがあっても、それだけはない。
 「濃い男女の恋愛関係」と、ライダーのヒーロー性は両立しないんだろうね。
 だから登場するヒロインも、何処か母親じみていたり、友達だったりで「女」が一人も登場しない。

 ドライブの詩島霧子は泊進ノ介と結婚しちゃったけど、それも物語の展開上の話で(笑)。

 そんな中、美空は高田夏帆ちゃんの「持ってるもの」のせいか、結構、生々しい部分がチラ見えしたんだけど、それでも男女関係でいうと本命が判らず(多分、龍我だけは絶対ない)、今までの色々な場面でも結局、「大切な仲間」で終わらせてたみたいだけどね。
 でも今回のエピだけ見てると、どう見ても美空と一海は出来上がりカップルの別れだよねー(笑)。

 秘めた恋なの?戦兎はどうすんの?なーんか不倫ぽい(笑)。
 まあ盛り上げ、泣かせにかかってる回なんだから、そうなっても仕方ないけど。

 

 そうそう「盛り上げ、泣かせにかかる」じゃ、サイボーグ内海んな。
 なんだよ、やっぱこう持ってくるんじゃん。
 でも途中経過がさ、内海んの戦兎陣営への当たりが酷すぎて、わざとエボルトに取り入ってたって感じじゃなかったじゃん(笑)。
 紗羽もそんな内海んの事を判ってる感じの描写だったけど、紗羽は完全に難波会長とは決別してる筈なんだけど、又、武藤脚本のご都合健忘症かよ。
 今まで武藤脚本では何度もこの手を喰らってるから、驚きはないものの、呆れた感じはしたなー。
 でも、このサイボーグ内海に負い目を持ってる幻徳は、一海の死を含めてダブルショックって事になって、それで激しくエボルトに突っ込んでいくって感じの仕掛けに又、持っていくんだろうから、あざといな~。

 

 あざといと言えば、慟哭シーンの無音描写ね。
「なんだよ。パクリの無音演出かよ、このライダー脚本に使うには、もったいない感じ」って思ってたんだけど、それに続くのがエボルトの軽ーい「よっ!」。
 で戦兎が本気で切れて、視聴者も本気でキレる(感情移入する。)
 あれは上手いな~、ほんと感心した。
 あれって脚本の細かい指示なのか、現場の演出なのか?
 でクレジットみたら今回の監督は、上堀内佳寿也氏、なる程ね!

 

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