仮面ライダービルド 第33話 「最終兵器エボル」
幻徳の告白というか、心変わりが、ストーンと縦のカーブがかかった感じで笑った。
メッチャ、説明的過ぎるぅ。
そんなのだから、本来ちょっとはクライマックスな泰山パパの「馬鹿息子」シーンも、お約束にしか見えない。
俳優陣は手を抜かずにきっちり演技してるのに可愛そう、、。
第一、ガスの影響から逃れて改心した幻徳が、自ら汚れ役を買って父親をサポートする事に徹したってゆー説明だけど、後の勝算もないのに泰山パパを拉致してスターク側に売り渡したのは幻徳やし(笑)。
なーんか。ここに来てビルド、突っ込みどころが増えてきたってか、今までも沢山あったけど、それが見だたない、他のおもしろみがあったんだよね、、そのバランスが崩れて来てるって感じだな。
急カーブにもの凄いスピードで突っ込んできたトラックが、横転はしないものの、積み荷をボロボロ落としてるって感じ?
まあ、そんな積み荷より、その運転ぶりが良いんだって場合には、そんな事、なんの問題もないんだろうけどさ(笑)。
多分、「ビルド」ってそんな話なんだよね。
それに今頃、気付いたchikaもボンクラだけど、、。
ああ、この感じ、仮面ライダーフォーゼの時にも味わったな。
中島かずき脚本(笑)。
あの「勢いが全て」って感じが理解できずに「ライダーとは」とか思ってみてた自分が恥ずかしい。
ってか、プロデュースする側の人間の節操のなさを問題視するべきなんだよな。 脚本家の問題じゃないよね。
日本には、色々な分野の脚本を俯瞰的に器用に書き分けるなんて脚本家はそんなに沢山いるわけじゃないし。
でもマーベル・シネマティック・ユニバースの成功例を見ろよなー。
あの成功を支えてるのは、アメコミ愛なんだぜ!って感じ。
chikaから言わせると、せっかくの仮面ライダーっていう資源を育てないで、消化し尽くしてどうする?って感じかな(笑)。
今までは、年に一本ずつ、色んな仮面ライダーを試行しながら、仮面ライダー・シネマティック・ユニバースみたいなのを日本流で手探りしてるんだって好意的に見てたんだけど、どうやらやっぱ「うなぎ」と一緒で「喰えない」から大騒ぎする風潮と同じ体質みたい。
目先をかえて映画で設けて、イケメンで話題を作って、玩具を売って、、いやそれ自体は全然悪くないんですよ。
ただそれを稼がせてくれるライダーへの「愛」を持てば、もっちょっと長期的な戦略というか、育て方もあるだろうというね、、脚本含めて、、。
・・・って色々かいたけど、やっぱ「ビルド」って、色々考えずに、「この展開スゲー」とか、思いながら「拳で語るぜ」みたいなライダー同士のガチバトルを楽しめって事だよね。 ゴメン(笑)。