仮面ライダービルド 第26話 「裏切りのデスマッチ」
何故に今頃、紗羽が、、、今でもその正体をばらすチャンスは何度もあったのに、、、。
ってか紗羽もマスターと一緒でさ、正体を明らかにするタイミングが遅すぎてるんじゃないの?
あれだけ戦兎達と苦楽を共にしてきたわけだから、スパイならスパイでいいけど、かなり前の時点で自白とかしてないと、人間性が壊れてるって事になるよ。
マスターはまださあ、人間じゃないかも見たいな逃げがあるけど、紗羽の「難波チルドレン」程度ではなぁ、、。
次ぐらいに懺悔か改心エピソードがあるのかも知れないけど、もう遅いんじゃない?
予想としては、最後に踏みとどまった紗羽が戦兎に協力して偽データを難波に掴ませる脚本の定石をやるんじゃないかと思うけど、それでも遅い気がするんだけどなぁ。
ましてや、後で裏切りが発覚してなんて事になると、もう普通にやってちゃ、罪と罰の帳尻合わせられないでしょ、、って事ですよ。
そういう所をね、、無茶苦茶、無視してるよね。
今まで結構、ライダー脚本を批判してきたけど、その中の脚本家さんの何人かは、人間の自然な心理の流れを無視して脚本を書き進める事が出来なくて、その代わり、他の部分での展開で無理をして、結局全体の整合性をなくしてたって人も結構いるよ。
まあ、どっちがどうとは言わないけどね。
それとさあ、西都はなんでわざわざライダーによる代表戦を提案したの?
どうも北都みたいに、負けたって攻め込むって腹でもなさそうだし、難波がバックにいるから絶対勝つって思ってるワケ?
ってか、そんなけの戦力があって、しかも北都を制圧してるわけだから、フルボトルうんぬん関係なしに、もう楽勝でしょ?
ほんとに脚本として、戦争ゲームに手を出したのは間違いだったね。
物語に厚みが出るどころかペラペラになって来たじゃん。
主人公達が熱を込めて「守るだ」の「背負ってるものが違う」だの言うほど、空回りしちゃうんじゃない。
一海なんか、最初はそれなりにハードな「兵隊」してたけど、今は、やっぱり喧嘩好きな高校生じゃん。
戦死が喧嘩の事故死になっちゃ、おかしいでしょ。
単に陣地取り合戦を喧嘩で決めるみたいな単純な設定なら、戦争なんか持ち出さなくても、他に色々方法あったでしょ。