仮面ライダービルド 第6話 「怒りのムーンサルト」
展開の速さでは前作エグゼイドと肩を並べるビルドだけど、全体の構成は、ちょっと違うみたいですね。
エグゼイドはウサギのうんちみたく、コロコロと、いや違った(笑)、違う種類の話が、意味繋がりで数珠繋ぎにチューチュートレインだったけど、ビルドはそれなりに、その背景にはがしっとした奥深い構成があるような、ないような(笑)。
だからまだ、戦兎の過去は霧の中?ってか敵陣営の正体も、具体的な姿は見えても、内容としての中身は何も明かされてないんだよねー。
この構成は、最近の海外ドラマから勉強してるんだろうなー、予算はなくても、そこは知恵さえ絞れば、真似出来るし。
でもさ、やっぱ武藤将吾脚本だけあって、ビルドってどこか映画クローズの匂いがするよね。
今回のエピ見て、ようやく龍我のキャラが何故あんななのかが判ったよ。
あれアニメキャラを無理矢理、実写に突っ込んでるんじゃなくて、『クローズ言語』体系の人物なんだね(笑)。
他の登場人物が、わりかしノーマルなので、今まで気がつかなかった。
今回、マスターが「そんなんじゃねえよ。あいつはただ不安なんだよ。記憶を失って自分が何者かわからない、それが不安でたまらねえんだ。だから自分がこうありたいという人間を演じてる。もちろんそこで芽生える感情は本物だけどあいつは喜びや慈しみを知る一方で、俺たちには計り知れない孤独を抱えているんだ」って戦兎の説明して、その後、龍我と戦兎がぶつかって、ああこれ「クローズ」やん!と思いましたよ(笑)。
拳で語り合うレイのあれ、お前の拳は俺の熱い魂にはまだ届かねーぞ、拳に魂を込めやがれ!とか、chika的はイミワカメの世界なんだけど、あるのは知ってるレイの世界。
同じバディモノでも、ドツキアイの喧嘩してなんか繋がり合ってるゼッのレイのあれ。
龍我はクローズ世界からやって来たアホな小栗旬なんだ!
・・・頼むから戦兎は、仮面ライダー界の戦兎でいてくれよー(笑)。
嘘々、ホントはそれも楽しいって思ってる。
「仮面ライダー×クローズ」めっちゃユニークじゃん。
この感じに、一番近い過去作品だと、操真晴人と仁藤攻介かなー?
あん時も操真晴人がややお兄ちゃんだったっけ、でも最後は晴人が壊れかけて攻介が頼りになってたなー。
今回のエピみてたらビルドバディも、最終回あたりの展開ではそんな感じ?かなって予想をしてみる。
なんてたってビルドは「普通のドラマ」だから、予想が立てやすくて好き(話笑)。
PS 本編とは関係ないけど石動美空の言動が、なんかいちいち、ウザイ(中の子は関係ないと思うんだけど)。
あー、、石動惣一もウザイな、、、『格好良く(可愛く)軽妙に面白い』ってホント難しい演技なんだなって思う。
ソレ考えると、真田丸の草刈正雄さんは若いときから逸材だったのかなぁ、、。