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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダービルド 第4話 「証言はゼロになる」

 今回のエピでchikaがビルドに対して感じていた微妙な違和感の原因が分かったような気がした。

 それは龍我のキャラクター付けの際にみえる「強引さ」なんだ。
 どうやら脚本は龍我を、アニメに登場するような筋肉バカにしたいらしい。
 これはずっと前の「鎧武」で散々書いた事だけど、アニメに用いられるキャラ付けと、実写ドラマのキャラ付けとでは、微妙な差が根本的に差があって、どちらがどちらの方向に寄せるにしても限界があるって事なんだよね。

 つまりアニメキャラは際限なく脚本の思い描いた人物に寄せて行けるけど、実写の場合は、そこに生きた人間の役者さんの息吹が必ず加味されて、脚本の狙いとは違う化学変化が起こるって事。

 で実写ドラマの場合は、それが凄く重要で、ある意味その作品が躍動感を持つかどうかは、脚本がそこん所を、どれだけ掴んで書いてるかって事なんだよね。 武藤将吾脚本が、そこを失敗するとは思えないんだけど、何故か、龍我キャラに限っては、実写の中に、1人アニメキャラが投げ込まれる感じがするんだよね(笑)。
 で逆に、戦兎の方は人間的な描き込みというか、陰影の付け方がタップリ過ぎと言うか、、。

 あの電池実験とかさ、戦兎の他の人間たちへの間合いの取り方とか、何なの?大人過ぎない?って感じ(笑)。

 兎に角、戦兎に比べて龍我が異次元の直情型の筋肉馬鹿すぎ、格が違いすぎて、これじゃホントに面白いバディものにはなんないよ(笑)。

 ああそれとマスターの正体が、宇宙飛行士だったてのは、ちょっと吃驚。
 洋画SFには結構、そういう話があるね。
 宇宙に飛び立った宇宙飛行士が超常体験するとか奇妙な病気になるとかって奴、それでもって新しい能力を持つんだけど、それが返って危険で、、、うーん、どうなんだろう?どう引っ張り込むんだろうね?

 ビルドって全体の引っ張りとしては「進撃の巨人」型なのかな?

 パンドラボックスの謎を中心におきながら、敵・味方・傍流の各陣営の人間模様を描いていくって感じ?

 とにかく、色々、普通ーに面白くなる要素が満載なんだから、早く「こなれ」感が欲しいなー。

 

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