仮面ライダービルド 第3話 「正義のボーダーライン」
おーっと、危うく感想が周回遅れになりそうだった(汗)。
今度のライダーって、そういう部分があるなー。
つまり「普通のアクションドラマ」みたいな。
普通にやってて、普通に面白く、普通に終わっていくとゆー(笑)。
いやそれが、仮面ライダーシリーズにおいては実に珍しい事だって言うことは充分判っているんだけどさ。
そうそう今回、何が吃驚したかって、主人公二人が別行動をとって、二人が違う場所で物語を展開してるって事。
いや別に、これも「普通のドラマ」では珍しい事はないんだけど、ライダーの場合は、カメラ視線が主人公から離れるって事はほとんどないからね。
これに近い印象なのは、やっぱ一番ドラマ度が高かった「龍騎」くらいかな(もっとも龍騎は普通のドラマじゃなかったけど)?
でもなー、前にも書いたけど、ビルドのコントパート?軽いテンポの乗り突っ込みが、どうも肌に合わないってか、歯が浮いちゃって集中しきれないんだよな。
あーゆーのは難しいな。
受け手個人の肌感覚の問題だろうし。
そうそう最近、終わっちゃったけど瑛太の『ハロー張りネズミ』でさえ、最初は、あの「洒落た会話」について行けなかったもんなー。
まあそれなりの充分キャリアの俳優さん達がやってるノリだから、途中からキチッと世界観に填っていいムード作ってたけど、ビルドもそうなるかなー、、。 ビルドの場合、余裕がなくてコントぽい会話を勢いよく目一杯やってるから見てて恥ずかしいんだよね。
いや、きっとこれは自分が慣れるか、そのウチ、役者さんたちがこなれて来る!と期待の心だ。
それとなー、ビルドの変身のギミックなー、あれ見てて久しぶりに「何、もたもたしてんだよ。スマッシュもこの隙にやっちゃいな」みたいな感覚になったなー(笑)。
それを言っちゃいけないお約束なんだけど、それでも言ってしまう、大仕掛け(笑)。
まあ色々書いたけど、今度のビルドは、間違いなく普通に面白いと思うよ。
これで話の展開が飛んでもない所まで行ったら、大成功。
つまり「勝利の方程式」を掴んだって事だね。