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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーエグゼイド 第34話「果たされしrebirth!」 & 進撃の巨人Season 2 第35話『子供達』

 うーん、ここに来て貴利矢再登場なのか?

 確かに人間をデータ化、そして復元みたいな話の流れになって来たからには、それも想定すべきだったんだけど、気持ち的には「綺麗な思い出を汚さないで」って感じだなぁ(笑)。

 しかしこの視聴者の感覚は、恋人を蘇らそうとする飛彩の哀しい行為に被って来て、より飛彩の思いに理解が深まる、、、、もしかして高橋脚本、そこまで効果を考えて再登場させてるのか?

 いや違うよね。

 普通に考えて、再登場する貴利矢ってかレーザーは、元の貴利矢である筈もなく、そんな貴利矢の姿とか、貴利矢に関わる永夢の姿を見て、飛彩が哀しい夢から覚める、みたいな話にするよね。
 実際既に、新・黎斗は、同じデータを使いながらも、旧・黎斗とは別物になってるしね。

 もしかして仮面ライダーエグゼイドの大テーマってのは「君たち、生きるってのはね、過去じゃなく今現在の人間同士の関係性が一番大事なんだよ。」みたいな話なのかも知れませんね。
 ゲームとか医術なんてのはあくまでモチーフでね、実はこれを言いたかった、君のがんばりを応援するぜ、オロナミンC、、まあなんとなくだけど(笑)。

 でもこれって最近のライダーとは逆のベクトルだよね。

 みんな竜頭蛇尾だったもんな(ゴーストなんか特に酷かった)。

 エグゼイドがチャラチャラやりながら、気がついたら結構、大きな問題にまで迫ってたのは結構凄いことだよな。

 それに主人公の魅力でぐいぐい引っ張っていくっていう展開でもなく、群像劇って決め打ちするほど、各キャラに執着した展開したワケでもなく、エピソードの積み重ねでここまで来てる、、不思議な脚本の魅力だな。

 でも個人的には「そんな貴利矢は、ノーサンキューだ。」だけどね(笑)。

 

 エピソードの積み重ねと言えば、進撃の巨人2もそうだな。

 chikaは、もうこうなったら意地でも原作を読まない覚悟でいるんだけど
、それでもアニメの中で分かんない部分が出てくると、それは確認しちゃうわけで、そうすると芋ずる式にネタバレが出てくるんですよねー(笑)。

 まあ、その辺は、ネット住民さん達の配慮が利いているようでネタバレ致命傷には至らないんですが。
 でその部分で言うと、今回のエピソードは、かなり大胆な展開上の組み替えをやった見たいですね。「原作ではこのエピはもっと先、そんな先のエピをここで持ってくるな!「」とか(笑)。
 それにこの一回のエピで、今後に繋がるかなりの謎解きヒントが鏤められているんだとか、でも普通に見てたら、何にも気が付かないんだよね、コレ(笑)。
 ただ容易ならざる事が、語られていたり、伏線になっているらしいという事だけは雰囲気で判るというね。イライラするわー。脳みそがむず痒いってか(笑)。
 でもこの2期って、もうすぐ終わりも見えて来るワケで、、、ホント、どうするんでしょうねー。
 3期までやったら、最後までアニメ化するっていう覚悟が見えるんだけど、、、ここまで来たんだから、変にアニメはアニメで話を変えてでも完結させるってのだけは嫌だな。

 どうやらこのアニメ、原作との補完効果も面白さの一つに挙げられてるらしいし、原作知らないchikaでも多分そうだろうと想像できるくらいの出来だから。続けられないなら、ブツ切れでも良いって思うよ。

 そうそう、それ以外にも、今回のエピって単にユミルの過去のエピソードの掘り下げからメインの巨人の謎に迫るって側面もあったけど、タイトル通り、こういう世界に置かれた「子供」がどうなるのかって辺りも、脚本はかなり気合い入れて描きたかったんだと思いますね。
 なんとなく「鉄オル」を思い出しちやった。

 まあこっちの方は、戦時下という視点より、もうちょっと現在的な問題にも繋がりそうな「人の役に立てていると自分に言い聞かせ自分に嘘をつき続けたことへの罰」とかの台詞が印象的でしたけどね。

 

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