仮面ライダーエグゼイド第19話「Fantasyは突然に!?」&機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第44話「魂を手にした男」
エグゼイドの脚本って面白いですよね。
しかーし、一年間に渡る展開を毎回バトル入れながらも、それなりに凄く上手く転がしてるなーって思う時が多いんだけど、褒めた途端に「何なのこれ?」みたいなエピがかなりの確率であるんだよねー(笑)。
ライダーの場合、複数のライターの時なんかは、その差がきつ過ぎて、目も当てられないんだけど、今回は高橋悠也氏が一人。
なので今回、「あーこれ、次に繋げていくいい手が思い浮かばなかったんだなー、」って感じ、苦肉の策でMと永夢の二重人格を使ってみたけど、内容的には上手く填らなかったみたいな。
まあ絵的に飛彩の新変身に至る過程やバトルが描けてるんだから、何の問題もないと言っちゃ、何の問題もないんだけど。
それにエグゼイドの場合、飛彩が主人公で何の問題もなく、永夢は脇でいいんじゃないかと(笑)。
この「主人公誰か判らない」ムーブメントは鉄オル2にも波及してて、今は鉄オル2では、ガエリオが完全に主人公。
思えば第1期、初頭に登場したマッキーとガエリオを思い出すと隔世の感があるなぁ。
今はどうみてもガエリオが主人公、人の嗜好は基本的には勧善懲悪の単純なものだから、見せかけであっても複雑さを求める物語とは、構造的に何処かでぶつかっちゃうんだよね。
ましてや「人間社会には正も悪もなくてあるのは、ただ立場だけ」みたいなスカした展開してる脚本ほど、最後に、その事自体に脚を浚われる可能性が高くなる(笑)。
それにしても鉄オル、この2期で話を畳む感じだね。
ちょっと展開、あせって荒くなってないか?
せっかく、かなり深いところまで届きそうな展開だったのに、、。
いや3期までやったら、逆に畳めなくなるか、何となく、この時期だから稀勢の里を横綱にした、、今、横綱にしとかなきゃ永遠に無理って判断とよく似てるな。