仮面ライダーエグゼイド第18話「暴かれしtruth!」& 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第43話「たどりついた真意」
エグゼイド、嬉しい予感の方が当たって、確かに面白くなりつつあるんだけど、時々、話の中心の核になる部分がよく判らない事が多いんだよねー。
今、展開してる話では、永夢がゲーム病だって事が、そんなに一大事なのかなーって、思うんだよね。
敵も味方も永夢がゲーム病だって判ったら大変な事が起きるぞー!!って右往左往してるんだけど。
これって、癌治療に当たる医師が癌患者になったらストレスで即死するぞー!みたいな話だろ。大変なストレスなのは判るけど、それにしてもエグザイドでの使い回し方は、なんだかヘンだよ。
第一、数話前によく似たエピがあって、そっちはちゃんと永夢と飛彩で格好良く乗り越えてたじゃん。
他人には出来るけど自分には出来ないという現実というか、教訓話なのコレ?。
誰か永夢のゲーム病を他の患者みたいにちゃっちゃと治して、普通の人間にしてやりなよ。
永夢は変身できなくなるだけで、普通の医者としてはやって行けるわけで、何も問題ないじゃん。専門医は他にもいるわけだし。
ってか仮面ライダーという番組としては問題なのか(笑)。
まあ、この手の突っ込みは一例で、エグゼイドの場合は、前提自体が「えっ?そうなの、、」ってのが時々出てくるな。
黎斗の「俺は神様だーっ!」も「えっそうなの?同じ、狂うなら、もうちょっと説得力を持ってゆるやかにやってくんない?」みたいな。
ってかエグゼイドの場合は、話の展開基軸が、他の脚本とちょっと違うんだよね。
例えば展開が異様に早くても、次の要素がどんどん繋いでいける構造になってるみたい。
車輪走行を離れたリニア新幹線みたいなもんだから、外野で「この車輪は」って文句言うのか筋違いなのかも、でもそれが良いか悪いかは、やっぱり結果次第なんだけどね。
展開と言えば、鉄オル2だ!ここに来て、めちゃめちゃガンダム自体が主人公になって来たやン!
ガンダムアニメやん!
最強のガンダムロボが3体もそろって、「恩讐の彼方」に向かってゴーバトルってか、白黒・赤青付けようやって感じのロボットアニメに転身中!
もはや主人公化するガエリオや、ホントはミカの裏設定なラスボス、マッキーなんかどうでも良くて、それぞれが憑依したガンダムロボが、主人公のロボットアニメ。
もしかして、この勢いだけでラストに突っ込んでいくのか(笑)。
でもここに来て完全に脇役になってしまった鉄華団を、どうやってこの流れに呼び戻すんだろう。
反乱革命制圧の大宇宙戦争が勃発して白虎隊みたいに自決じみた状態で全滅しちゃうのか、、大勢死ねば、孤児達の暴走も不問ってわけなの?
それとも、今まで仕込んできた複雑な人間関係を利用した上での頂上決戦でケリを付けて、鉄華団のかなりの人間は生き残る?
でもミカとマッキーはどう考えても無理っぽい。うーん、ホントにどう作品としての「落とし前」を付けるんやろ。
あんなけ、タブーぽい内容(幼児への性的虐待とかも)に、アニメとして踏み込んだんだから、やっぱり、「ああ面白かった」のヤリッパは、いけねーよ。