saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゴースト 第22話「謀略!アデルの罠!」 & 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 仮面ライダーゴーストの感想、最近じゃ2話まとめてって感じが当たり前になって来て、その内、3話まとめても当たり前になるんじゃないかと危惧しております、今日この頃、いや、それじゃやっぱ駄目だと、気を取り直して感想書くぞ~っ。

 ・・・やれやれ、でも最近、ゴーストの「ワケ分かんない」が、眼魔世界の「ワケ分かんない」観とシンクロして来だして、それなりに味わいが出てきた直近のエピソードは、「無茶苦茶嫌い」ってわけじゃないよ(やや視聴モチ回復の予感)。

 相変わらず、炎アクションとかアクション以外は、ドラマとしての出来は悪いけどね。

 あらゆる映像作品の、貼り合わせと既視感バリバリのゴースト、今回は、あのマトリックス3部作ティストからのいただきですか?ってか「人間の肉体から精神だけ抜き出して、誰かが考えたに過ぎない楽園を再構成する」ってゆーのならchikaも自分のWEB小説で小ネタで使っちゃったよ。

 だからさー、何度も書いてきてるけど、ネタの奇抜さとか、ひねり具合なんて、消耗率の激しいアイキャッチにしか過ぎないのよね。

 物語の「力」は、その向こう側にあるものなんだろうと想うけど? まあ、ゴーストに関してはそんなこと最初から放棄して作ってるから関係ないけどね。
 でもさ、今回のアドニス大帝暗殺で勝野洋さんは退場なの?回想シーンとかで数回顔出しする程度なの?勿体ないね、せっかく投入したんだからなー、役者さんとしてちゃんと敬意をもって処遇しろよな。
 仮面ライダーフォーゼの歌星博士役で風間トオルさんを起用した時の事を思い出すよ。

 鶴見辰吾さんの我望光明なんかは辰吾さん自体が余裕のよっちゃんで、役者人生の中のエピソード作りみたいな感じで悪くはなかったけど、風間トオルさんのは、制作サイドの摘み食い感ハンパなかった。

 

 って事で感想は鉄オルに進む。
 話がドンドン、バッドエンドに収束していく予感が、、、ずっと前に制作サイドの裏話みたいなので「そんなにみんなが考えてる程、悲惨な終わり方にする積もりはない」ってのを読んだ記憶があるんだけど、こういうアニメ上の話だって、現実世界の出来事とある程度オーバーラップさせられる大人の感覚からしたら、既に充分、鉄オルは「悲惨」なんですけどね。

 もうライトなヤクザ・チンピラ団話から、世界中の貧困・闘争・弱者・少年兵、の現実にリーチしたいってゆー目論見は成功してますよ。

 だけど、それをちゃんとやりきるんだったら、それなりの覚悟をして脚本書かなくっちゃ、「やっぱりアニメだから」って感じでおとしたいんなら、ちゃんと工夫をして頂戴って感じだな。
 でももうすぐ話が詰むって感じなのに、相変わらずってか、予想通りミカは、先週の引きから貯めた感じで「人斬り以蔵」やってるし、アインは文字通り復讐マシーンになっちゃうし、マクギリスはますます真っ黒になってるし、クーデリアも、基本へなちょこのクセに、希望の星になるために「手を染める」覚悟しすぎだし、し、ばっか(笑)。
 まあガエリオの存在だけが唯一の慰めみたいな感じになってますな、、これでいいのか、鉄オル(笑)。

 

f:id:saienji:20140704120111g:plain

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!