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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

真田丸 第5回 「窮地」

 最近のダメダメ大河を見てきた我が身とすれば、なんだか面白すぎて夢見てるみたいですね~「真田丸」。
 なので、NHKのアホなお偉方が視聴率がなんとかとか言って見当外れの軌道修正をしないように、このブログでは目一杯、今の「真田丸」を誉めちぎりたいと思ってます。

 いくら褒めたってやり過ぎって事は絶対ありません。だって今までが糞以下の作品だったんですから(笑)。
 えっ、口が悪すぎるって?それは仕方ないですね~、受信料とっといてあんな駄作を何回も放映してきた方が悪い。
 で第5回の見所は、うーん、全部(笑)。

 真田丸のすごさは、全部見所なのに飽和状態にならないって事ですね。

 丼物に例えちゃ悪いけど、丼ってご飯・具・お汁が旨く揃ったら美味しいでしょ。ご飯だけが山盛りでも、具だけが高級食材でも、駄目なんですよ。お汁が幾ら美味しくてもお茶漬けのお茶みたいに入っていたら辛くて食べられないでしょ。そのバランスをちゃんとやってる。

 家康の伊賀越えの面白さと、昌幸の「陰謀マイライフ崖ぷっち人生」もちゃんと2本立てで面白いし、おまけに信長てやっぱ戦国基準でも「凄かった」んだぁとか思わせたりしてね。
 それと一番スリリングだったのは「本能寺の変」という情報の伝達速度の差の描写かな。
 これはネットなんかがかなりの部分で生活に食い込んでる現代ではあんまりピンとこないんだけど、良くて馬、基本・人の脚が情報の伝達手段だった戦国時代の事を考えると、この情報にどう対処するかでそれぞれの運命を大きく左右される訳だし、本当に運の要素が強い。
 で本編では本能寺に近いはずの源次郎が異変を感じはするもののその正体が暫く判らなかったり、現場から遠くにいるはずの昌幸が「光秀の回状」という特別回線のお陰でかなり早い時点での正確な情報を得たり、かと思えば信長配下の滝川一益は、「遠く離れた所にいる配下」故に情報がほとんど届いていないと言う、、。
 まあこの辺りのそれぞれの立場を含む状況的なものは、いくらネットが浸透した現代でも同じかも知れませんが、、。
 兎に角、見てる方は昌幸じゃないけど、事態の急変に登場人物たちと一緒になって神経ヒリヒリ、「面白くなってきたぞ!」でした。

ps しかし真田丸に登場する服部半蔵は、何事も「押しとおります!」、真田家の佐助と比べると無茶苦茶ぼんくらですな。

 ってかクライアントの実力を高く見積もり過ぎているのかも(笑)。三谷脚本、このあたりも楽しんで書いてるんてしようね。

 

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