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仮面ライダーゴースト 第3話「必中!正義の弓矢!」 無痛~診える眼~#2

 ゴーストの場合、特撮アクションは新機軸で良いんだけどな。

 フワフワァと浮いて飛び回るシーンで「吊り」がモロバレでも、「何を目指してる」のかが判るから許せるし、その「目指した」ものが上手く行ってる「アクション×CG」もかなり数が多いしさ~。

 問題は脚本なんだよね。

 目先が新しいのにやってる事は極めて退屈に普通。

 でも今回のエピは、普通なんだけど、演出的にはえらくコメディぽくてゴチャゴチャしてたけどな、特にオナリ(笑)。

 ハイパーウザイ的なぁ、でもあそこまで吹っ切れていると気持ちいいけどな。

 それとゲスの空耳休むに似たりで、何回か「オナリ」が「オナニ」に聞こえる時がぁ、、。「え~っ、オナニがぁ!」みたいな(笑)。

 って事で、今回はなんとなく雰囲気が映画「ゴーストバスターズ」みたいな感じだったので、これは「ライダー」じゃなく「和製ゴーストバスターズ」なんだぁって思って耐えた。

 しかしリタイヤ拒否のこの努力、いつまで続けられるかなぁ。

 それにこの際だから素直に白状しておくと、chikaは竹中直人の若い頃の芸風が大嫌いなんだ!その芸風が、あろう事かゴーストでは全面に出てる(笑)。

 そして島本和彦の怪人デザインもアカンのや!

 島本和彦仮面ライダー愛もライダー漫画も知ってるけど、あの画風と作画センスがあかんのやぁ!こんなんでいつまで視聴が続けられるのやろ、、。

 って事で、さっさと話はドラマ「無痛~診える眼~」に移る(笑)。
 刑事課・課長の仁川の大阪弁に苛つく。

 あれを歓迎してるおーさかモンがどれくらいいるのか知らないけど、少なくともchikaは「どっかイケ、こいつ」と思ってる一人である。

 伊藤淳史の早瀬がミスキャストだと言うなら仁課長の兵動は何というんだ(笑)。ってかこの兵動って人、よしもとの「矢野・兵動」という漫才コンビの一人(兵藤)らしい。
 昔は漫才も良く見てたけど、最近は誰を見てもただウザい感じで殆どこの世界の最新動向は知らない。

 これもTVの芸人内輪話バラエティー飽和症から来るもので、ホントに実力のある若手を見逃しそうで関心を持ち続けないと駄目なんだけど、それは全然気にならないんだよな。(大阪のお笑いがまっとうになる為にあーゆーのは早く終末を迎えた方が良い)
 でもこの兵動の演出を「警察ドラマお決まりの無能上司も、兵頭さんのおかげかおもろいところがあるからムカついても気にならなさそう。こういうので本気でイラッとくる人だと見ててしんどいからなぁ。」とか言って歓迎してる人もいるらしい。

 chikaの場合は「兵頭さん」が使うバイアスの掛かった大阪弁を聞くだけでイラッとするし、ドラマの世界観と全然噛み合っていない空間を何故、挿入するのかその演出理由が全然不明なんだけどね。

 まあのっけから怒りが爆発なんだけど、「無痛~診える眼~」とゆードラマ全体にはなんの恨みもない(笑)。

 てゆーかかなり面白いドラマになるんじゃないかと期待してる。

 為頼・早瀬コンビの推理パートで「貧困」を持ってくるとは、やるじゃねーか!って感じですよ。

 でもあのヤンママ母子、あんな小綺麗な格好してて、診療費が払えないってどーゆー事(笑)、ってかそんくらいの「貧困」テーマ追求レベルだったのが喰い足りないけど、このドラマの本筋はそっちじゃないもんな、仕方ないか。

 それでもこんな重たくて現代的なテーマを持ってきながら話は、さりげに「無痛」治療を目指すスーパードクター白神と、ホントはニヒルな街の赤ヒゲ・為頼の関係性に結びつけていく所が上手いな。

 それと早瀬に「犯因症の兆候バリバリ!お前、もう直ぐ犯罪犯しちゃうよ!」と言っちゃいそうなのをグッと我慢してた為頼がついに愛の告白、、そうだよね、同じバディ物ならこれくらい二人の関係性が屈折してないと面白くないよね。
 それとイバラが白神のモルモットだって事はなんとなく判ってたんだけど、今回でサトミを登場させてる意味がなんとなく予想できた感じ。

 アニメ「サイコパス」の免罪体質の使い回し方なんじゃない?
 原作、知らないけど西島君の新しい魅力を十分引き出せてるから、そっちの方はあんまり気にならないなぁ。これはTVドラマでよかったよ。

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