仮面ライダードライブ 第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」
三条脚本って今回のエピみたいなのを、ずっと書いてれば良いんじゃないかと思うんですけど、スポンサー縛りやその他諸々の事情とか、何より仮面ライダーの1年という長丁場では、そーゆーの無理なのかなぁ?
でもドライブが始まった頃の数ヶ月は快調だったけどな、、。
まあ良いんです、後半に入ってからの低迷ってか、ドライブもこのまま1年物の特有の「ライダーヶ淵」に沈むかと思われたんですけど、今回見たいなエピが出せるって事はまだまだ大丈夫(笑)。
しかし仮面ライダーみてて、こんなホームドラマみたいでピュアな疑似兄弟愛が楽しめるなんて驚き。
珍しく兄妹愛が登場したカブトの時なんて異常だったもんなぁ。(あれ、未だに樹花とひよりの関係がわかんない)
進ノ介も剛も今までの描き込みがそれなりにあるから、付け刃じゃなしに、ちゃんと「兄弟」になってるし。
まあ霧子の「姉ちゃん」は今まで描き込みが進ノ介もや剛程じゃなかったから、ちょっと違和感あるけど可愛いから許す、ってかライダーでヒロイン描写がメッチャ濃かった前例がないんで、その中で言うとまだ霧子は描けた方かな(笑)。
それと今回、それぞれの台詞が良く染みたなぁ。
ハートの「迂闊な奴とはあえて言わない。生みの親に失望する気持ち、わからんでもない」から始まって進ノ介の「信じてるぞ、お前は必ず立ち上がるって。お前は…仮面ライダーだからな」の流れとか、これ、これなんですよドライブの真骨頂って。
ホンでもって「悪のベルトさん」登場。
お陰で、ちょっと「困った人風味」が強かった本家ベルトさんの「良い人」ぶりもようやく定着しつつあるな~って思ったら、なんだかこの使い回し方、TV坂「ど根性ガエル」のピョン吉に似てるんだと気がついた。
ベルトさんがピョン吉で、進ノ介がひろし(笑)。
進ノ介が余りの出来すぎ爽快青年刑事だったので、松ケンひろしのクズぷりに翻弄されて類似性が見つけられなかったんだな。