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saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダードライブ 第31話「大切な記憶はどうして消されたのか」

 多部未華子ちゃんの顔芸とミッツの頑張りを見るためだけにでも見てもいいな、と思ってた「ドS刑事」なんだけど、放送回によって意外な拾いモノ回があって「えっ?」って吃驚する時がある。

 脚本は一人体制の筈だから、3人体制の「演出」によって違うのか、それとも脚本に違うアレンジが入る状況になっているのか、とにかく「違う」。

 第6話みたいに、お馬鹿ドラマのクセに、最後、マヤの啖呵が凄くて、ここまで詰めたテーマを組み込んでくるのか・・てゆーのもあったりして、つくづくドラマって、目に見える俳優さん達の演技の背後にある、脚本やら演出やらの違いによって、全然違ったレベルになるんだなぁと思わされる。

 7話なんかも、内容はいつもの肩の凝らないお馬鹿なんだけど、多部未華子ちゃんの顔芸を最大限に見せる仕組みになっていて、これなんかは、単純に脚本書いて、単純に「撮ったらええんやろノルマ」的な演出してるだけでは、到達出来ないレベルってか、ちょっと大袈裟に言うと、リアルタイムで「TVドラマとして、今、何を娯楽として提供出来るか」みたいな部分の一つの到達点だと思う。

 結構、批判の対象になってるジャニタレ起用の部分にしたって、多部未華子ちゃんが演じる可愛いドS顔芸を盛り上げるのに全力でマッチしてるし(勿論、空回りしてる回もあるケド)、やっぱやるべき事が見えて、やるべき事が出来る素材と能力が揃うと、TVドラマって鮮度が命の生き物だけに、勢いが付いてくると、後から「ドヤっ」って顔が出来る作品が出来るんだねぇ(最初からドヤ顔したくて当て込んだ作りした作品は大抵コケてるけど)。

 つまりTVドラマは「生もの」感が凄く強いってことなんだけど、そういう意味で仮面ライダードライブもライダーラインアップ史上の「新ネタ」。

 一見マイナーバージョンアップだけど、後から見れば相当な転換点になっている筈の作品。・・・なんだけど、既に改革の突破口が開かれてしまった為か、最近、又、普通の展開でうだうだやってる感があるなぁ。

 「刑事物」ドラマとして充分通用するけど、やっぱり従来の「仮面ライダー」的展開を捨てるのもなんだし、みたいな迷いというか、無駄足というか、ピンぼけというか。

 まあ、あんまり例えとしては良くないけど、自民政権が民主政権に変わった瞬間って、それなりに庶民が望んでいた「新しい何か、新しい方向性」が光り輝いていたように思うんだけど、そうやってやっと路線が切り替わった途端に、やってることはやっぱり同じ、あるいは以前よりもレベルダウン。あるいは新しいんだけど「それってどうなの?」の疑問符の連打ばっかだったりね、あんな感じならないように祈ってますよ。
仮面ライダーでも(なんでもアリ)に出来る」って証明出来たら、次に「でもこうだから(仮面ライダー)なんですよ。」って所まで持って行かなくちゃ。

 それを「やっぱり剛は記憶改ざんされたふりして」とか、普通過ぎる普通のドラマ展開に落とし込んじゃったら、仮面ライダーを刷新した意味がない・・・ってchika的には思うんですが、でもよーく考えたら「仮面ライダードライブ」ってそこまで唱って始まったワケじゃないんですよね。
始まったらたまたまこうなっただけで(笑)。

 「鎧武」みたいに始まる前から「今度は!」みたいに、大袈裟な構えだったのに、中身はただの焼き直しみたいな、詐欺みたいなことをやってるワケじゃないし。
 でもな~、なんとかなると良いなぁって思うんですよ。

 映画ブレードランナーなんか、今じゃSF映画不朽の名作って言われてるけど、今のスターウォーズとかアベンジャーズみたいに「期待ワクワク、そんでもってドカーン!」式で始まった映画じゃないしね。

 ただ単純に、良い物を、そしてあまり時代に迎合せずに、自分の拘りは多少大切にして、でも「娯楽映画」なんだという枠は堅持するというバランス感覚を持って作りました、くらいでひっそりと滑り出したんじゃないかと思うんですよ。

 でも映画ラストの

「なぜレプリカントが自分を助けてくれたかは解らない。
おそらく、最後の瞬間、今まで以上に生命の愛しさを感じたからだろう。
 自分の命だけでなく、あらゆる命に対して。
 オレの命。
 彼は知りたがっていた。我々(人間)が欲しているのと同じ答えを。
 我々はどこから来たのか。
 どこへ行こうとしているのか。
 どれぐらい生きられるのか。
 オレに出来たことは、ここに座り、彼の死を見届けることだけだった──。」
 という主人公デッカードの独白は、観るモノの胸にズキューンと来て、その思いがここまで見てきた特撮世界に逆流して「映画ブレードランナー」という作品そのものに命を吹き込むんです。
 だからこういう作品を見てしまうと、そーゆーのって別に巧まなくても「生るときには生る」んだと思います。
 頑張れ「仮面ライダードライブ」。

 人間特有の感情を、自らの「進化」のトリガーして必要とするロイミュードなんてゆー設定、旨く使えば色んな展開が出来るよ~。

 楽しませてぇ!

 

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