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saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「ウロボロス この愛こそ、正義。」第3話 & 「破門」第4話

 「破門」の面白さが安定してる、ってか益々面白くなって来てる。 こーゆーのって、最近の連続TVドラマじゃ凄く珍しいんじゃないかな。

 一回や二回は、息抜き回ってゆーか、足踏みする回があるんだけど、「破門」に限っては、凄い疾走感だ。
 でも内容は、話が入り組んでいて超複雑、しかも視聴者に、それを懇切丁寧に「説明」してあげようとする姿勢はなさそうなんだけど、それでもスピード感が落ちない。やるなー!

 でもさすがに今回は入り組んだ欲得バトル関係を整理するためか、桑原の手書きによる図解解説が入ったけどネ。

 それでさえ、字はあんまり知らないけど頭はメチャメチャ切れる極道の桑原が、天ぷら食べながら、二宮相手にチャッチャと関係図を書いていくから、見てて楽しい。

 それにしてもあの天ぷらは美味しそうだよ~。あの天ぷら屋さん、堺にあるらしいから、誰か連れてってくれー(笑)。


 って事で「破門」の第四話では、無敵かと思われた桑原が、敵対するフロント企業常務の水谷の「飼い犬」にタイマンでやられてしまいました。

 例の桑原の「戦闘展開予知能力」で、神尾佑さん演じる「飼い犬」の攻撃をかわして見事勝利するのかと思ってましたが、相手はプロボクサー崩れ、その上、ドラマの話自体がリアル路線なので、桑原はきっちりやられて水谷の手に落ちました。
 そしてこの現場に居合わせた二宮は、前に桑原に見捨てられた経験があるわけですから、当然のごとく、桑原を見捨てて逃げ出します。 でも「破門」はここから話が盛り上がっていくんですね~。
 一人逃げ出した二宮が、自分がもう元の二宮に戻れなくなっている事に気づくのが、酒で紛らわせない桑原に対する罪の意識を、賭け事で吹き飛ばそうとして行った馴染みの賭博場。
 今までにないハイリスク・ハイリターンの金のはり方をしても、もう興奮さえしない自分を再確認した時なんですね。
 それに呼応するように水谷からのコンタクトがあって、二宮は桑原奪還の為に、手元にある資料を、500万に加え桑原を「おまけ」に付けて交換するように、水谷に要求するんですね。
 勿論、それを知った桑原は「アホ、そんな取引しても、お前なんか資料を巻き上げられてそれでしまいじゃ!」と一喝するんですが、内心満更でもない様子。
 で二宮は取引前に、桑原が監禁されたマンションを割り出し、(スリルを求める為に、)「奪還作戦」に打って出るのですが。みたいな展開。

 で取りあえず二宮は(桑原曰く)鶴瓶師匠にそっくりな巨漢のヤクザを倒して、彼を救い出すのですが、これもリアル路線の「破門」では、すぐに息を吹き返したヤクザ鶴瓶に反撃されて窮地に陥るわけです。
 でそれを見ていた桑原がニヤニヤ笑いながら「分け前の取り分変えたら助けたる。」「なんちゅうやっちゃ!あんた助けたったんは俺やないか」と二宮、「アホか死んだら一緒やろ」と桑原。このあたりのやりとりが、いつもながら最高に面白いんですよね。
 そして、その他の味付けとして、桑原が自分がのしたヤクザ鶴瓶の顔にマジックで眼鏡を描き入れて「どやこいつ誰に見える?」「・・鶴瓶」「そや!それでええ」。
 ヤクザ鶴瓶のポケットから奪った車のキーで桑原達が脱出するのをマンションの窓から「俺の車に何さらすんじゃ~!!!」と水谷。
 自分たちが逃走用に奪った外車が水谷のモノだと知った桑原は、徹底的に乱暴に扱い、脱出にはなんの意味もないのに周囲の車に外車をぶつけてみたり、挙げ句の果ては、逃亡先で外車にコンクリートブロックを投げつけてみたりとやりたい放題、それでもまだ気が済まない様子。

 そしてその様子を見て呆れる二宮。ええわぁ、この辺りの二人の性格描写(笑)。
 その他、第四話では今後の話の中心になってくるFKエステートとか船越建設の名前が登場するのですが、桑原が「ええか、よう聞きや、ピンときたで、FKエステートのバックの正体は船越建設や。Fは船越のF、Kは越のKや」と言い張れば、二宮が「FKのKは建設のKとちゃいますのん。絶対そうですって」とつっこみ。

 で何度かこのやりとりがあって、負けず嫌いの桑原が、何気なくこの話を逸らす表情が何とも言えず可愛らしい。
 こういういう擽りや、伏線があって、桑原と二宮の位置関係が微妙に変化していくのを、旨く、そして楽しませながら表現してるんですね、「破門」って。
 で終盤には桑原が所属する二蝶会の若頭を登場させて、二宮の叔父代わりでもある彼が、桑原と二宮が「いい関係」であると評価した上で、話はいよいよ、この疫病神コンビが破滅覚悟の大勝負にでる所で終了。

 つくづくうまいな~。

 うまいな~と言えば、第三回ウロボロスの終盤で見せた生田斗真君の、思い出してはならない過去の記憶をよみがえらせた時のイクオの表情。

 それとか、ホームレスに薬や酒を差し入れに来たときのイクオの可愛らしい表情とか。
 これらは、結子先生に対する二つの幼い魂の思慕の念が、どう変化していったかということと、繋がっているんだろうけど、今回の生田斗真君の演技は、それにうまく噛み合っている。
 小栗旬君がこの役なら生田斗真と言った意味がなんとなく判った感じが。

 それと美月役の上野樹里もなかなかだねぇ。

 こちらの方もちゃんと美月という人物に、等身大で写ってる。

 今まで上野樹里の何がいいのか全然判らなかったけど、ちょっと見直した感じ。
(まあchikaの場合、上野樹里体験は「江」から入ってしまったかならなぁ)

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