saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダードライブ 第3話「だれが彼女の笑顔を奪ったのか」

f:id:saienji:20141024143526j:plain

 「仮面ライダーW」そして「ドライブ」、、、共にSF属性を持つ作品を書いていても、三条陸脚本には、視聴者の「センス・オブ・ワンダー」を刺激する部分が少ないんじゃないかなぁ。

 氏の脚本の「攻撃及び守備範囲」は、ライトなサスペンスや冒険モノに発生する「軽い興奮」に、あるんじゃないかしら。

 例えば「センス・オブ・ワンダー」に、走ろうとする作家なら霧子が、ドライブのアシスタントになる理由とか経緯なんかを、SF的味付けでもっとコテコテに盛って複雑にする筈なんだろうけど、過去に先代ドライブに救われてみたいな話であっさり片付けているし(笑)。

 まあ「仮面ライダー」的展開としては、これで充分とゆーか、これ以上やると小さなお友達は????が続くだろうから妥当な所で手を打っているなぁとゆー感じ。

 仮面ライダーウィザードのコヨミの位置づけなんかとは、随分差がある(笑)。

 これは批判とゆー事じゃなくて、本当に「感想」程度の事で、、仮面ライダードライブは今のところ実にソツなく淡々と「仮面ライダー」ロードを走っているようです。

 って事でいつものようにあんまり感想がないのよねー。ルー大柴がゲストで登場したからって、なーんもないし、、。

 まあ、「先代ドライブさんの正体は今のベルトさん?、、そのベルトさんとロイミュードの関係はいかに?」あたりで中盤を引っ張っていくんだろうけど、話自体の面白さの中心は、これからも「ライダー・タイヤ交換アクション」や「刑事もどき」の比重が大きいんだろうなぁ。

 って事で今回も仮面ライダードライブの感想はこれでお仕舞い。

 その代わり感想ってか、突っ込み所が多すぎて、そんな意味でも、メッチャ面白いのが「信長協奏曲」!

 これ別枠単独で、毎回感想書いて行こうかって今、思案中。

 冒頭の小栗旬が夢の中で「現代の食べ物」を「ンッマー!」って食べてるシーンは、某・味の素のTVCM(って某の意味がない)を思い出させて笑ったし、柴咲コウの「このウツケっ!」連発突っ込みもノリが良くて爽快。

 ってかchikaの場合、柴咲コウって女優として全然評価してなかったってか、表情の陰影を感じるのが難しかったんだけど、こんな役柄(設定)で、かえって彼女を再発見させられたとゆーか、、なんだか不思議な感じ。

 それに西田敏行斎藤道三と警官との切り替えの旨さといったら、見ててシュールさを感じたくらいだった!こーゆーベテランが「遊んで実力」を発揮させる事の出来る「枠」って、結構あるようでないんだよね。

 そういう意味でも「信長協奏曲」の容量は大きいんじゃない?ただし、頭からこーゆー作りが肌に合わない人は最期までダメだろうけど。そりゃ突っ込み所なんか上げ始めたらキリがないくらいの構成なんだから。

 アルコールが駄目な人に「酒が飲めるゾ~♪」の歌のノリが分かんないのと一緒だね。 でもお酒にも安すぎて悪酔いしちゃうのと、コスパに優れて楽しく沢山飲めるのがあるように、ボーダーがあるけどね。

 その点、「信長協奏曲」は、一見チャランポランな構成企画に見えてるけどかなり「踏ん張ってる」と思うよ。

 踏ん張らないと、一気にグズグズになっちゃう内容だからね。 「間者・伝次郎が後の豊臣秀吉」なんて展開も、一歩間違えば「このウツケがっ!」って所なんだけど、今の所「山田孝之が演るの!ワクワクぅ」だからね。

 それに濱田岳徳川家康、キターッ(笑)!

 「軍師官兵衛」の栗山善助役なんか全然、「キターッ」感がないので、この「信長協奏曲」で濱田岳が爆発しちゃったら、どーするの?NHKって感じ(笑)。

 てな事でなんだかベタ褒め状態の「信長協奏曲」なんだけど、一つだけ問題点があるとすれば、戦国時代にタイムスリップした筈なのに、登場する人物が、価値観・感性含めて全員「昔の人を演じてるのが見え見えな現代人」な所。

 まあ仮面ライダーが「タイツ着てヘルメット付きマスク被ったら超人になれる」ってゆー無茶なお約束の上に成り立ってる訳だから、そこん所、突っ込むのは野暮ってモンなんだけど、それでも限度ってものがあって、その「限度」をどれくらい節度を持ってやれるかって所が今後のネックなのかなぁ。

f:id:saienji:20140803095853j:plain

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!