「ST 赤と白の捜査ファイル」結構おもろい
「ST 赤と白の捜査ファイル」は最初の特番を見て「これはどーかなー?」と思いつつも、藤原竜也君演じる赤城左門が絶妙に可笑しくて、この方向を伸ばしていったら、それなりにこなれたドラマになるんちゃうん?って儚い期待を抱いていた。
それがどーゆー経過を経てか連ドラ化され現在は第4話・しかも最初願っていた「それが変だよ赤城左門」クローズアップ路線を、岡田将生君演じる百合根キャップを「刑事バディ物」にしっかり据え込んでの展開。
毎回、話の展開自体はマアマアの域を決して出ることはないんだけれど、映画「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの関係をニヤリと楽しめた人なら、そのバリエーションとして赤城と百合根のやりとりを十分に楽しめる出来になっている。
知能犯的と見なされる犯罪を犯した一風変わった若者を評して「頭の使い方を間違えたね」とは良くゆーが、その「頭の使い方」を辛うじて間違えなかった人としての赤城左門が面白い。
更に映画「カイジ」辺りで、ダメクズ人間の表現適性をMAXにし始めた藤原竜也君が赤城左門を演じるからたまらない。