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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「激走!!まぼろしトラック2 涅槃戦争」

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 霊能トラック野郎とデリSM嬢のロードムービー「激走!!まぼろしトラック」
 第2部・「涅槃戦争」本日発刊

 

「激走!!まぼろしトラック2 涅槃戦争」


 ニューハーフSM女王様の羽蘭は、地方出張先の顧客自宅である縄生屋敷で、悪魔祓い儀式に巻き込まれしまう。
 だがそれは単純な悪魔祓いではなかった。
 目の前で、「柱」に自分の顧客を奪われた羽蘭は、義憤に駆られ行動を起こすのだが、居合わせた若きエクソシスト雨降野青年の助力も空しく窮地に追い込まれていく。

  そしてそんな羽蘭達を助けにやって来たのは「あの男」だった。

 
 頑張ってた若い頃は「未来が大切」で、年をとると「今が大切」になって来るんだと最近気がつき始めました。
 自分の命の使い方の尺度が、人生の残り時間で変わってくるんだと(笑)。
 そうそう、chikaが初めてラバーと出会った頃、ラバーに関する情報や映像をかたっぱしから集めまくっていたんですが、その時、強烈な印象に残ったのがケン・ラッセル監督の「白蛇伝説」という映画の一シーンでした。
 たまたまビデオのレンタルショップでこれを見つけたのですが、木の枝に腰掛けた白蛇の化身が、真っ赤な全身ラバースーツを身に付け若い女性を誘惑する場面に凄い衝撃を受けた記憶があります。
 ところがこれを最近、再見する機会があって、問題のシーンを見直してみると、ラバースーツは着ていないんですよね。
 確かにピチピチと身体に張りつくボンデージ風の衣装は着てるんですが、蛇肌のヌメヌメを想起させるような全身ラバーじゃないし、第一、「白蛇」なんだから「真っ赤」ってことはない(笑)。
 でもこの「白蛇伝説」の幻のシーンは、chikaの心の中で「種」となって育ち、後に色々な「華」を咲かせる事になったのです。
 今回、電子出版で公開したのは「激走!!まぼろしトラック2 涅槃戦争」。昔、SMFという小説サイトで掲載していたリライト版ではなく、完全書き下ろしです。
 お試しページもありますので、よろしければ読んでやって下さいませ。

 chikaの場合、頭の中で常に数本の物語が同時進行していて、そのいずれもが活字という実体を得て、この世に生まれ出ようとしているのですが、実際に日の目を見るものはそう多くはありません。
 chikaの頭の中で闊達に動き回っている人物達も、文章になり他人様に読まれるとなると、今まで通りの魅力を放って、一つの世界で命を持てるかは別問題だからです。
 それに一旦、文章化して推敲作業に入ると、その作業は延々と続き、バックヤードでスタンバイしている他の物語が顔を出す余地はなくなります。
 chikaの場合、推敲作業は基本的に大好きで、ほっておくといつまでもやっているんですが、かといってこれもある程度の精神的な体力が必要なものなので、気持ちのいいSEXは、かなりやり続けるコトが出来るけれど、それでもどこかで気持ちが折れる地点があるように「もう堪忍、、」って時が見えてくるんです。
 あるいは頭の中で走っている他の物語の輪郭がぼけてしまわないようにメモ程度に文章に綴っていたものが急に本気で走り出して、現在推敲中の文章を押しのけてしまうということもあります。
 今回「激走!!まぼろしトラック2 涅槃戦争」が仕上がった経緯はその両方とものケースでした。
 とゆーか本当は、本作で準主役にあたる雨降野守門は、別の物語の主役で、おおよそのプロットと第1章までを書き上げていた状況の中で、なぜか後発のこの物語がスタートして、先に書き上がってしまったのです。
 だから雨降野守門関連の描写は、説明不足とゆーか、深くは触れていないのに「読者は、このコトを知っていて当たり前」みたいな感じで書いてます。
 あんまり無責任なのもなんなので、ある程度の類推が出来るように、少しは説明的に書いたけれど、自分の中では、この物語はサーガの一部分でしかなく、いずれ雨降野守門の物語を書くつもりでいるから自分的には全然問題ないんですね(笑)。
 ってコレ、映画スターウォーズを知ってるから、これはこーゆー形なんだと、これで許されるって勝手に決めてるんだよね。
 ああそれと、雨降野守門で思い出したけど、これを書いてる途中で「青の祓魔師」が始まっちゃって、なんだか設定がニアミスしてて書くの止めようかと思ったけど、エクソシストの話書いたら良く似た話になるの当たり前だから、そのまま突っ走っちゃった。
 雨降野守門ってイメージ的には一昔前にゲイムービーで「四之宮薙斗」って名前で出てた子かな?最近、口説き落とされたかなにかしてついに「オトコノコ」AVに登場したみたいだけど、彼は「美少年」だから凄くエロで希少な存在価値があったんだけどなぁ。
 ゲイムービーから「オトコノコ」AVにシフトする子が多すぎ、、。
「そーゆーのってどーよ?」みたいなぼやきを小説中でも羽蘭がやってますが(笑)。
 でも小説中の雨降野守門は完全にノンケとゆーか恋愛についてはかなり奥手な純情男として描かれてますし、羽蘭との関係も微妙とゆーか、羽蘭は彼の仮想シスコン対象のオネーサン扱いですね。
 もっともchikaの書くのは、「半分変態冒険活劇小説」ですから、この雨降野守門も当然のように女性に変身します、、、が、エロではなくグロに、、、です。
 でもどんな風にグロなのかは本編では出てこないんですけどね(ヒントは映画『悪魔のいけにえ』)。

 ・・・え~?「さっきから何書いてあるか全然わかんない」って?そりゃそうだ、読んでくんなきゃわかんないよね。
 確か「激走!!まぼろしトラック」の1にもお試しページを設定してたような。
 こちらの方も良ければお試しあれ。

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