仮面ライダー鎧武 第39話 「決死のタワー突入作戦!」
一つの目的(願い)を胸に抱いた主人公、、、それを叶えさせる為の場所へ、、彼を送り届ける為に仲間達が次々とその身を捧げていく。
最近の仮面ライダーでは、「電王」のラスト前がそうだったなー、結構、胸熱の展開だった。
仕掛けは、見え見えなのに、ウラタロスとかキンタロスとかが次々と散っていくたびに「ワーン!」ものだったよ。
でも仕掛け的には、今回の「決死のタワー突入作戦!」の展開も同じなのに、chikaが何にも感じないのは、なんで?なんでなの?
ただ目立つのは、凌馬の気持ち悪さだけ(凌馬キャラは嫌いじゃないんだけど、それも芯になる主人公があっての話)。
それと舞VSロシュオのウゼー会話、、、又、例によってロシュオのキャラを都合良く変え初めてるなー。ロシュオって、人間との価値観の共通点のない異生物の王だったんでしょ?
こんな風に、話の基幹に関わるようなキャラ設定を、都合良くヌルヌル変えて行くから、今回みたいなそれなりの胸熱設定場面でも「こいつらも色々あったけど、ついにここまで来たかぁ」見たいな積み上げの効き目がないから、なーんも感じさせる事が出来ないんだよ。
、、、やっぱ「お話の為のお話」作りだな~虚淵脚本って。
これでようやく紘汰がオーバーロード化か、、で、またどっかで都合良くキャラを微妙に作り替えて「こんな、そんなお話」を書くんだろう。
多分、その基準は「今までにない仮面ライダー」だろうから、変な小細工ばっかするんだろうな。
一番、巻き添えくうのは「森化」し始めてる戒斗あたりか、、。
なんだか興味が「虚淵脚本の腐り具合を最後まで楽しむ」みたいな感じになってきたな(笑)、、黒くなったのはミッチだけじゃないんだ。
あっ、それがもしかしたら虚淵脚本の本当の狙いだったりして。
PS あっこの前、「奇跡のV字回復か?」って書いた「軍師官兵衛」なんだけど、今回も恒例の「ホームドラマ」パートがやっぱ挿入、、、これって視聴者サービスのつもりなのかな~。
そりゃ「ハードで骨太の歴史・もしくは人間ドラマ」を誰もが望んでるワケじゃなく、こーゆー家族愛に満ちたハートフルな要素が欲しい人もいるんだろうけど、少なくともドラマの構成を見てると、このパートを挿入することによって全体が劣化、あるいは「代わりに別の何かを入れたらもっと良くなる感」は誰の目にも明かなんだけどな~。
制作サイド、視聴者の値踏み失敗してるってか、舐めてない?まあその点は鎧武も似たようなもんだけど、、。