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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダー鎧武 第38話「プロフェッサーの帰還」

 ヘルヘイムの森側から強化アーマーが落ちていって紘汰に装着されるシーンとか、陵馬の短パンファッションとか、(改めて考えると鎧武って、個々のファッションとキャラ付けの関係にすごく拘ってきたんだー!)とか、本筋とは関係のない、そんな事ばかり目につくようになって来たよ。
 本来ならミッチの脳内幻影とか、ミッチの心が「壊れた・壊れてない」とかが見どころなんだろうけどさ、そんな事なんかもうどーでもいい見たいな(笑)。
 大将軍が真・斬月におされちゃったりしてさ、アーマーの能力と、装着者の精神状態がいつの間にシンクロする設定になってんだよ、とかの「突っ込み」も、力なく脱力気味、、もう自分の世界に独走状態だね虚淵脚本。
 そんな覚めた目で、見ててもそれなりに鑑賞できるのは、歴代平成ライダーの今までの積み上げつーか、ライダーワールドの預金のお陰だね。
 ほんと何がしたいの?虚淵さんは、ライダーで、、。同人小説?
「お門違いだよ、一昨日おいで」って啖呵切ってやりたいけどさ、制作側トップがそれなりの勝算を弾いて立ち上げたんだろうから、どーしょーもない(笑)。

 ライダーシリーズって少し前なら読売ジャイアンツ系ファン心で見れてたんだけど、ここ最近は阪神タイガースファンみたいなー心持ちだな。

 そうそう少し前までNHK大河とライダーの感想を同時進行で書いてた時期があって、一年の長丁場でどっちがポシャルかみたいな事も、感想書く一つの面白味だったな。
 今やってる「軍師官兵衛」の方は、基本的に作りが「踊る大捜査線」みたいだなって見切った時点で、感想書くのを放棄しちゃったんだけど、主役の岡田君が何処かで自ら喋ってたみたいに「官兵衛幽閉後からが本番」の言葉通り、最近、かなり大河ぽくなってる(脚本書いてる人、変わったの?)。

 でも今までの作りがあまりにライト過ぎたから、どうしてもその目線とゆーか、今までの感覚で作品を見られて評価されちゃうのよね。
 それ凄く、岡田君にとっては可愛そう。
 でもNHKの歴史大河ドラマが持つ醍醐味とかエンタメプロパティに作品自体が立ち戻り始めてるのは確かで、これはある意味凄いなーと。
 ひょっとして、後半失速しちゃった「八重の桜」の逆を行くんじゃないかとちょっとワクワクしてるのよ。
 そーゆー意味では、なだらかな予定調和の下り坂をダラダラとすべり落ちていく「鎧武」という物語も、その最後を見取ってやるのも一興かとゆー気がしないでもない。(「軍師官兵衛」の岡田君じゃないけど、鎧武の佐野岳君もアクションとか色々凄い潜在能力持ってるのに、今の鎧武じゃ可愛そう、、)

 でも色々あっても、日曜日は録画しておいた「ハイキュー!!」を見たら、感情的には全部取り戻せるんだけどね。
 高校時代は部活とゆー青春というか、高校自体まともに行ってなかったchikaに、一種の青春疑似体験をさせてくれるアニメだから。
 うーんいいよなー、あのベタさ加減、こんなchikaでもあの体育館の匂いとか、高校時代の友人達との馬鹿みたいな連み方だとか、いやでもにじみ出る「イッショケンメさ」とか、「負けて泣く」意味とか、隣にいる奴のテンションに共鳴しちゃう自分の楽器みたいな心とか、、憶えているんだよ。
 それを思い出させてくれんだから「ハイキュー!!」・それだけでも作品としての力持ってるよ。
 しかしなー、「鎧武」、、一体、何したいの?←まだ言ってる(笑)
PS 「ハイキュー!!」の影山のヘヤースタイが凄く好きなんだけど、デジャブ感があるんだよね。
 で気がついたんだよ!これって「BORDER」の小栗旬がやってた石川安吾の髪型(ってかズラ)だって。

 

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