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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」Episode #1

 「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」がスタート。

 逢坂剛氏が書かれた原作小説は、随分昔に読んでいる。

 原作購読の動機は「女装の殺し屋」が登場するからとゆー、不純なものだったから(笑)、百舌がいつ登場して、それなりの描写がいつ出てくるの?って感じで読んでたのを覚えてる。  chikaの場合は、作者の文体とかリズム感が自分に合わないとその作品にのめり込めない部分があって、文体的には正直言って逢坂剛氏のはアウト。

 アウトだったけど、先にも書いたように不純な動機があったので、最後まで読み切ったって感じ。でもその割には、結構「ミステリーとしても純粋に面白いじゃん」という読後感もあったな。

 それでも、この原作に(「映像化不可能」と言われ続けてきた伝説のハードボイルド小説「百舌」シリーズのTVドラマ化!)とかのレッテルを貼られると、そーかなー?確かに面白くはあったけどそんなに凄い小説だったかな、、って感じなんだけどね。
 だから、折角の「ダブルフェイス」の制作スタッフ・システム使って、なんで今さら「百舌」なの?って、ついつい思っちゃう。

 もしchikaがお店を構えててお抱えのバイヤーが、こんなの引っ張って来たら「あんた、目利きは出来ても、うちのお店のことは判ってないんじゃない?」とか、ネチネチ虐めちゃいそう(笑)。
 で、ここまで書くと、思い出すのが「s最後の警官」、、作品の出来以前に、あの原作漫画をTVドラマ化するメリットってゆーか、漫画自体・何かを「持って」たのかなぁ?ってゆー疑問と、「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」とは、真逆の色づけスタンスとゆーか、安すぎる売り方ね。
 まっ、ある意味、テレビメディアの本質から言えばどっちも同じ様なもんなんだろうだけど「よく頑張ってるよね。応援しちゃうよ」度では、「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」の方が遙かに高いかな。
 ・・とかとか色々書いたけど、久しぶりにテレビドラマウォッチレビューを続けて書きたくなる作品が登場した事は確か。
 それに原作は読んでるけど、殆ど筋を忘れちゃってるので、推理面でもある程度は楽しめるだろうし、、、ちなみに新谷宏美は和彦をやってる池松壮亮君がそのままやるんやろか?

 今回の爆発事件シーンにチラチラと登場した謎の女性は、「サングラスとコート・いかにもウィッグです」の女装姿だったけど、遠目には池松壮亮君ぽかったけどなぁ(笑)。

 まあ脚本の方が、どれくらい原作に手を入れるかによって、そこも変わって来るだろうし、それはお後のお楽しみ。
 それと同じように西島秀俊さんの隠れマッチョとか真木よう子ちゃんの戦闘女ぶりとか香川照之伊藤淳史コンビの掛け合いとかをタップリ、脚本・演出に盛ってくれたら楽しいのになぁ。
 そうそう、真木よう子ちゃんてホントに演技が下手なん?たしかに台詞は棒なんだけど、子どもと絡む時なんかはちゃんと表情でて、任務に就いてる時との表情の使いわけかなと思えたり、よー判らん娘だわ。
 って事で、今日はここまで。

PS なぜか最近、テレビドラマで喫煙シーンが増えてるような気がする、、特に「MOZU 」なんかは、吸いまくり、昔の刑事物もこんなんだったような。

 それに車に乗る時もちょっと前の刑事ものは、しつこいくらいシートベルトを締めるシーンが出てたけど、最近その拘りが薄れて来てるみたいだし。きっかけは明らかにジブリの「風立ちぬ」?(笑)。

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