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saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダー鎧武 第19話 「贈られた秘密兵器」

 クラブで市原隼人君の大ファンとゆー子がいて、『「黄金のバンタム」を破った男~ファイティング原田物語~』を録画したモノを貸してくれた、ってか半分、押しつけなんだけど(笑)。

 原作が百田尚樹氏だから、それにも興味があって見てみた。

 「日本を、取り戻す。」的な?「努力努力で何故悪い」的な?「本気の日本人ってやっぱ凄いんだぜ~」みたいな情緒責めの泣かせ感動物語だろうと思ってたけど、実際その通りで、散漫な薄い構成ドラマのクセして、きっちり泣かせに来た(笑)。
 chikaは安倍晋三百田尚樹も危ないと思う。

 なんやかんや理屈や知識で考えなくたって人間ウン十年やってりゃ、この人たちが危ない人だとゆーことが判るし、判らなくちゃ駄目だ。

 それは思想とか哲学の領域部分の事でも、ことによっちゃ正義云々の問題でもなくて、ある意味、ある種の人たちには、このお二方、とっても魅力的に見えたり「信用に足りる」人に見えたりもするのだろうと思う。

 そして決して詐欺師でもない。

 でも、も一度書いておくが、この二人は「危ない」。
 そーゆー認識の元に、このドラマを楽しめば良いし、この時代(アベノミクス・第二竹槍b29撃墜時代)に、わざわざ高度成長期に差し掛かる頃の日本や「貧乏・貧苦」からの「努力」で勝ち上がる男の生き様を見せようとするインチキ臭い制作サイドの意図を、見抜きながら、それを楽しんじゃうのも良いだろうと思う。
 でドラマの方なんだけど、やっぱ市原隼人君はこーゆー役やると抜群に填る。

 笹崎ジム会長役の片岡鶴太郎さんなんて、ボクシング絡みだから、本気の出し方が「軍師官兵衛」の小寺政職よりナチュラルな感じでいい。

 伊藤蘭内山理名もちゃんと女優してたし。全体の構成とか脚本の練度を上げればかなり良い物になってた筈。


 そう言えば市原隼人君繋がりで、「S -最後の警官-」の主役である一號は、向井理君じゃなくて市原隼人君が良いという感想がある事を思い出した。

 たしかに今までの放映分を思い出して一號のシーンを全部、市原隼人君に入れ替えて脳内補完してみると、全然、いける。

 市原隼人君が漫画向きとは言わないけど、理屈とか思考を抜いた部分でその人物の感情や情感をストレートに表面に出せて、しかもそれが自然体で決まるのは、断然、彼の持って生まれた役者としての資質だろう。
 逆に向井理君みたいに、生の感情の外回りにもう一重、違う心理層があるみたいなタッチを市原隼人君に求めるのは今のところ無理。例えば、タフだけど繊細な一面を持ち合わせてる現場刑事は出来ても、「若くして安楽椅子探偵にならざるを得なかった青年の人間心理を鋭くえぐる名推理!!」とかは無理っしょ(笑)。

 多分、向井理君は後者だと格好が付く。
 つまり「S -最後の警官-」は、この主役を向井理君に据えた時点で、話題性は取れたけど、作品としては高水準になれる事を諦めたんだろうと思う。(言っちゃ悪いけど市原隼人君では向井理君程の「話題」は取れない)
 ただそれなら純粋にエンタメ路線を狙えば良いのだけれど、そこに変な色気が混じって、あれもこれもやってみたいし、「ドヤ顔」もしてみたいで、方向性が定まらないまま勢いで走ってきて、うーん、、、って感じなのかなぁと。
 実際、7話のエピソードでは 古橋(池内博之)と史郎(山田日向)の絡みなんか、ベタ過ぎだけど「ハンカチ、ハンカチ」って路線で、それはそれで良い・・・んだけど、なんだかこの父子モノは前座で、一號の無自覚超絶スタンドプレーが後ろにどんと控えているとゆー、なんで「2話構成にして、この展開に繋ぐかな?」と?マークが24回くらいつくんだよね。
 ・・・ま、「S -最後の警官-」については感想を書くのは止めって決めたからこれくらいにしとくけど、一つのドラマを作るって行為は、制作側の(人間観とか社会観含めて)商業ベースとの関わりなど色々な部分が透けて見えるから怖いよね。

 で、これからが本番、、って実は書くこともあんまりない「仮面ライダー鎧武」。

 今回のエピソードって煎じ詰めれば、貴虎兄貴がヘルヘイムの森の秘密を紘汰にも教えてやるヨって言う所までの橋渡し回で、例によって格好付けた戒斗の空回り振りを描く以外は、内容自体は何も進展してないしね。

 しかし何だな、「仮面ライダー鎧武」って進行が、色々盛りだくさんにエピを盛り込んでくるワリには平坦だよね。

 「S -最後の警官-」なんかは、たった一つのエピソードでも視聴中に「感動曲線グラフ」のピークが3/4回くらい跳ね上がらないと気が済まないような、仕掛けをアホほど盛り込んでるけど(成功してるかどうかは知らない。うんざりしてる視聴者もいれば、あれみて喜んでる人もいるんだろう。視聴率そこそこあるし。ソチ5輪でやったマスゴミ報道の相変わらずの煽り演出と同じだよ。そういう意味でも浅田真央が煽りじゃない「本物」を見せて「本物」の感動を与えてくれたのは特筆すべきこと)、「仮面ライダー鎧武」の場合は、「感動曲線グラフ」がピクピクピクの痙攣程度だからね~、まあ、そーゆー脚本展開だから矛盾はしてないんだけど。

 いつまでも「大人vs子ども」構図で遊んでないで、「ヘルヘイムの森」でドカーンと、ダークでもいいからさ、これぞ特撮ヒーロー、これぞ特撮仮面ライダーワールドって感じにしてくんないかな。

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