緊急取調室 第1話
キルラキルの視聴はクセになる。
お正月を挟んで、しばらくあの独特の絵柄がみられなかったので、かなり禁断症状がでてた。
かと言って13話を見たら、なんで自分がそんなにこのアニメを見たがっていたのか良く判らないとゆー、不思議さ。
あれだね、時々無性に、他の何でもなくチキンラーメンを食べたくなったり、思い出したように、砂糖度ガバガバの毒水コ○コーラを飲みたくなるのと同じなのかな?
って事でキルラキルの第13話は、新聞部員・凪田信二郎の正体は針目 縫だった!という衝撃の展開。
・・ってか、本能で文章書いてるこの人の脚本に「衝撃の展開」は本質的に有り得ないんだけどね(笑)。
それよか、ばらばらに切り裂かれ、散り散りになった鮮血をどう修復するのか、その話をこの人がどう書くのか、そっちの方が興味があるね。
しかし本当、脚本と作品との関係って面白い。
で最近、興味を持ったのが「緊急取調室」の井上由美子ってゆー脚本家さん。
つらつらと彼女の関わった作品を調べてみたんだけど、普段、chikaが全然興味を持たない分野ばっかり書いてるのね(笑)。
だからってゆーワケでもないんだけど、「緊急取調室」を見た感想も微妙、一言でこれ面白いって素直には言えないんだけど、かと言ってつまらなくもなく、、、うーんなんだろこれ?。 第1回のスペシャル枠は、「冤罪」と「取り調べの可視化」の関係の中で「キントリ」が設置され、ってゆー大前提の設定も説明しつつ、主人公および主要登場人物のお披露目もってことなんだろうけど、どーも、大前提の部分を本気でこの脚本の人って追求していく気があるのかなぁ?と思う仕上がりな訳で、ホントは「アマミン一押し、ついでに豪華ベテラン俳優陣の演技をタップリご賞味あれ」だとするなら「冤罪と可視化」みたいな重たい設定自体がお飾りで意味ないわけでさ、、、。
さらにもっと言えば、この脚本書いてる人に、それを書く能力がないならそれもしかたないけど、第1回見てる限りはこうゆー重たいテーマでもそれなりに書く技量があるみたいだしさ。
・・どーもそのへんの案配がよくわかんないんだよね。
そうそう、鎧武のストリートダンスチームの設定と同じで、あれもなんの為に必用だったのか未だに分かんないだけど、、。
話の中心が何処に置かれているのかが判らないように書くのが最近の脚本のトレンドなのかしらね。
昔、「二兎を追う者は一兎をも得ず」って諺に逆らって「二兎を追って二兎を得る」のが格好良い~って言ってたアホがいたけど、ジンセーそんなに甘くねーっよ!って感じなんだけどな(笑)。間口を広げすぎても「話」は豊かにゃならんのだけどね。
多分、毎回、それなりのゲスト俳優迎えて、タップリ、それぞれの俳優さんの演技を楽しんで貰おうってのが一番の狙いなんだろうけど、第1回の高嶋政伸さんでさえ、あんなに食い足りない感じがしてたんだから、かなり消化不良ぽい企画になってる気が、、。
で次回のゲストは林家正蔵氏、、さてどう転びますやら。