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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「衝撃ゴウライガン!!」 最終話 空前絶後

 言語学・記号論の「メタ~」は、「~自身に言及する~」を意味するそうで、そこから類推で「メタ特撮」なる用語を作ると、「メタ特撮」は、特撮が語られる特撮とゆーとこになる、、の?

 そんな「メタ特撮」ぽかった「衝撃ゴウライガン!!」も、「空前絶後」とゆー大仰なサブタイトルを付けて最終回を迎えました。

 早くもゴウライガン以外の次のGARO系新シリーズが待ち遠しいんですが、一応、この最終回の感想を書いておきます。
 ・・って書くことが殆どなく、ホントにホントにゴウライガンの制作陣が一体何をしたかったのかさっぱり判らない、ただただ業界の遊び心で作っちゃいましたみたいな感じでした、、。

 それでも最終回になると、一種の突き抜けの中、妙な清々しさが感じられて、不思議な作品でもありましたな。

 テリー伊藤がラスボスってのも空前絶後だし、人間を守護する筈の真界王が人間に愛想を尽かして、人間を皆殺しにしろだとか、最後のドンデンで「不信任案」が通ってテリー伊藤が真界王を追われて、代わりに蛍雪次朗が真界王に就任するだとか、こーゆーの古の大阪ノリでは「チミ、ええかげんにしなさ~い」の突っ込みを入れるんですが、それさえもどーでも良い感じですね(笑)。
 でもテリー伊藤のラスボスって底の知れない怖さがあって、ビニール袋を光人達に差し出して「僕、人間の心臓が好みだから、殺した後は、ここに入れといて」ってゆー台詞はなかなかゾクっと来ましたよ。

 前シリーズGAROでラスボスに大竹まことを起用したのに比べるとこっちの方が「衝撃ゴウライガン!!」のシュールぶりにピッタリ填って大正解!!って感じでした。
それと一番の収穫は、ガン役の山本匠馬君のコミカル演技開眼、これにつきますね。

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