「八重の桜」 第45回 不義の噂

　一応、チラ見用に録画はしてあったんだけど今回の「八重の桜（不義の噂）」だけは、端から見る気もせずスルーを決め込もうと、、でもあの「平清盛」さえ最後まで一応見たんだから、それなりにチェックだけはして置こうと、、。

　やっぱ駄目だったね。

　これ見ながら「一体自分は今何を見てるんだろう？」と、歴史大河ドラマ？ホームドラマ？昼メロ？

　確かに史実にはそういう事があったんだろうけど、こんなにしっかり描かないと通過出来ないエピソードなのかって、ドラマとしての出来はいかにもＮＨＫらしい抑制（規制）の効いた昼メロに仕上がっていて、最後に八重が汚れ役を引き受け、母と娘の別れだけはなんとか、、みたいなベタな展開も含めて、あれこれ文句をゆー筋合いのないものにはなってたけどさ。なんか違うよね。

　視聴率がどうとか、主人公が前面に立っていないからどうとか批評してた人たちは、こんなのを望んでたわけ？とやっぱ思っちゃうわな、、。
　って事で、同じホームドラマ見るならchikaには「東京バンドワゴン」がある（笑）、毎回言ってるなコレ。
　勿論、「東京バンドワゴン」が良く作り込まれたドラマだ！なんて、これっぽっちも思ってないけど、「これで視聴者をほのぼの、泣かせたろか」みたいな目標に従って、間違えのようのない進行してんじゃない、だから展開がご都合主義でも許せちゃうし、ドラマとしての味がちょっと薄くても文句言わないよ。

　蕎麦屋に入って、自分が偏屈で食べた「カレーうどん」がまずい！なんて文句たれる積もりないから（笑）。蕎麦屋に入ったら、蕎麦を喰う、店主が頑張ってたら、暖かく見守る。

　でも贔屓にしてる老舗の蕎麦屋が、何かを勘違いして、たまたま評判になった利益の上がる「サイドメニュー」に、一生懸命になってたら「あの蕎麦屋、最近、どうかしてんじゃないの？」くらいの文句は言うよね。

　その辺りが「八重の桜」と「東京バンドワゴン」の違い。本来、比較対象にならない、「歴史大河ドラマ」と「ホームドラマ」が並んでどーする？って話なんだけどね。
　ところで期間限定ユニット、堀田家BANDのシングル「サヨナラ☆ありがとう」が初週8.2万枚を売り上げ、11/18付週間ランキング首位に初登場したんだそうな。
　不良だった青を立ち直らせ、管理人オジサンを家族に引き合わせた「音楽」、今回のエピソードでは殺人防止だぜ（笑）。

　堀田家BAND含めて色々考えてやがるな、やっぱ民放は（笑）。

　その辺りの戦略は、NHKって民放には敵わないよ。そこをヘンに考えるから、今の大河ドラマみたくなっちゃうんだよ。