衝撃!ライバルがバナナ変身!? 襄と行く会津
虚淵玄ってユー人、すごく真面目に脚本書いてるな~ってのが回を追うにつれて良く判ってきた。
ただし「真面目=優れた(面白い)脚本」ってわけじゃない所が世の中の難しい所。
だから結局、ノリで書いても俺様で書いても面白いけりゃいいんだみたいな、作り手や受け手の風潮が片一方で蔓延するのかも知れないけど、そんなのは一度でもストーリーテラーの達人であるスティーヴン・キングの作品だとかを読んだら、本当に薄っぺらなコトなんだと「自分の頭と感性」で納得出来るから。
ってゆーか、殆どの作家さんってスティーヴン・キングのレベルに近づけないから、別ルートを辿ってる感じもする。
中にはヘリでエベレストの頂上に立って「俺は登ったぞ」とか(笑)。
だから自分の感性と脳みそを絞って絞って、エンタメ目指す脚本書く人とか、制作陣には大いに声援を送りたいんだけどね。
キング曰く、エンタテインメントで重要なのはストーリー、「何が起き,誰が何をしてどうなったか」がすべて。
で、仮面ライダー鎧武は、今までのライダー世界を踏襲しながら虚淵玄流を組み立てている最中なわけですが、今のところ主人公紘汰が自分の手に入れた「力」をどう使っていいのか暗中模索というレベル、全容の一端も見えませんね。
まあインベスゲームにアーマードライダーが参加する形になって、ようやく主な舞台と役者が揃いつつあるて段階ですから、、、でも掴みとしては、「なんでダンスチームなの?」とか「ダンスバトルとインベスゲームの組み合わせって強引過ぎね?」みたいな不揃いさがあって入り口としては「??」が多いような。
まあそのうちユグドラシルの陰謀だとかインベス世界の説明とかが前面に出てきて、それも気にならなくなるんだろうけど、やっぱ主人公を「今風の若者」からスタートしたかったからにしては今の設定は「、、、」だなぁ。
考えてみれば、仮面ライダーの主人公ってよく見ると「変人」の青年が多かったし(笑)。
ってコトで今日は久しぶりに「八重の桜」とセットで感想を書いちゃいます。
ってゆーのも42回の「八重の桜」はなんだか「お帰りなさい会津編の八重ちゃん」って感じだったので(笑)。
でも感想としてはそんなに書くこともない内容だったんだけどね。
まあ敢えて言えばchikaの知識の中では板垣退助の「板垣死すとも自由は死せず」は、その言葉通り標準語だったとずっと思っていたので、今回の土佐弁バリバリの「吾死スルトモ自由ハ死セン」には目から鱗だったのと、明治時代の政治家や英傑たちってちゃんと死線をくぐり抜けた人たちが多かったんだなぁと、それに比べて今の政治家は口だけ達者で、、、なんてゆー愚痴ばっかでね(笑)。
ああそれとオープニングのキャスト紹介で「脚本」の名前が明示される時とそうでない時があるのはなんでなんだろう?書き忘れなんてコトがある筈ないし、アレ一体、なんなのかね?
PS 山本家の下女お吉役やってる山野海さんってゆー女優さんも達者な演技ですね。端役って言っちゃ失礼だけど、こう言うキャスティング出来る所がNHKの力の見せ所って思いますよ。
来週は山川家の末娘・捨松登場。水原希子の起用結果は如何に?って問われる所ですね。今回の捨松が、日本に帰って来ても英語で喋ってる自分に気付かないシーンに限っては、適材適所って感じでしたが。