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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

八重の桜 第40回 「妻のはったり」

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 同じブラピ見るなら「ワールド・ウォー Z」見るより、彼ならではの魅力がふんだんに引き出せてる「ジャッキー・コーガン」の方が数倍面白い。
 って感じてるchikaはおかしいのかも、だって実際方、「ワールド・ウォー Z」は、ブラッド・ピット主演作の中で最大のヒット作なんだから、まあ本音でゆーと、ちっともそんな事、引け目に感じちゃいないんだけどね(笑)。
 だから、今の「八重の桜」見て、前よりずっと面白くなったとか、「八重さんの気持ちがどーとかこーとか」嬉しそうに感動一杯の感想書いてる人たち見てると、正直馬鹿じゃねーの?とか思ってます。
 って事で、「八重の桜」については、今後、感想は余ほどの出来でないと書きませんってか、書けません。
 だって、雇われ校長兼宣教師カツオさんと、ハイパーさざえさんのホームドラマ見て書くことなんて何かあんの?
 気のせいか、最近は急速に覚馬さんまで色あせちゃうし、槇村はただの悪役になってるし、、でも見るのは止めないだろうな、、もしかしたら昔の「八重の桜」魂をどこかで復活してくれる回があるんじゃないかとゆー未練が働くからね、、。
 で話は再び「ジャッキー・コーガン」にもどるんだけど、ネットでこの映画の評判見てると「くそ映画、金返せ」ってゆーコメントもしばしば。
 確かに「八重の桜」の会津編と同じように、映画の前半は主人公が殆ど表に出てこないし、準主役の第二の殺し屋が登場したかと思えば、その出番がやたら長くて、しかも殺しもせずに、やたらアル中ぶりとスケベぶりを発揮しながらしゃべってるばっかだし、、。 

 『ブラピが見たい、アクションが見たい、それらが山盛りでそれを気持ち良く見せるのが映画だ!』って決めてる人には「金返せ」って事になるわな、、。
 それにこの映画やたらメッセージ性が高いってか、サウンドトラックつくるんなら、劇中に挿入されるオバマ大統領のスピーチで半分埋まるんじゃないかってゆーほど。
 でもこういう作りだから、リアルな「ジャッキー・コーガン」の殺しが中和されてるってか、格好良く見えるんじゃないかなぁ、、なんのひねりもなく、もし普通のアクション映画の作りで「ジャッキー・コーガン」の殺しのシーンを突っ込んだら、ブラピ、危険な男の魅力どころか、ただの悪役だよ。トム・クルーズあたりにやっつけてもらわないといけないじゃん(笑)。
 でもこういう映画の作りってか、仕掛けが許せない理解できない人は「金かえせ」。
 アメリカという国の歪みや例のサブプライムの問題にちょっとでも関心や興味が有れば別に池上彰のお世話になんなくても「ジャッキー・コーガン」の背景ぐらい理解できるんだけどなぁ。

 メディア媒体の流通がバラエティ豊かに、あるいは果てしなく細分化して来てる時代なのに、娯楽を受け取る側は、「偏狭で平らな感性」を謳歌する人たちと、洞窟から出てこない人たちにどんどん二極化されて行ってるように見える。
 特に日本ではさ、受け手側ももっと柔軟に楽しもうよ、、ってか、もっと作り手は市場リサーチとか、消費側が発揮する「雰囲気の化けモン」みたいな嗜好を相手にしないで、本当に自分が面白いっと思ってるものを作ろうよって言いたいんだけど。
 そうでないとこれから先、芳醇な香り立つ文化は育たないよ。

 chikaなんか、某お茶漬けの宣伝に出てくる前田敦子の姿なんか見て 「いいなー家族って」とか本気で思ってる人間がいるのかと思うと寒気がするんだけどね。
 だって都会に出ていった娘の健康を心配する母親が、お茶漬けの素、送るか?そのお茶漬け喰って泣く娘がいるか?
 たまにやって来た自分の弟の為に姉が作ってやる食事がお茶漬けかよー、、阿呆か!って思うし、前田敦子さえ起用すれば、こんなんでCMとして通用するって視聴者を値踏みしてる作り手の価値観が気持ちわるいわっ!。
 駄目だよ、こんなんじゃ、ぼやぼやしてるとそのウチ、こんなのばっかになるよ、、。

 

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