仮面ライダー鎧武 第1話「変身！空からオレンジ!?」

　ハロウィンオレンジが異空間から降ってきて頭に被さるシーンには思わず超個人的に萌えてしまいました（笑）。

　始めて美容室でパーマをかける為「オカマ」を被って、頭部をロッドでボンデージされながらあの密閉空間に入った時、あたしも女になったんだなぁって強く自覚してコーフンしたのを今でもはっきり覚えてます（笑）。

　・・ん？全然話逸れてる？逸れてるよねー。だってドラマの内容が、頭に入ってこないんだもん。
　グッさんは相変わらずゲイ達者（字がちがーう）なんだけど、そろそろ飽きてきたなとか、、そんなことばっかでさ、、。

　今度のライダーは「果物とライダーと鎧武者」なんてゆーとんでもない組み合わせで煽られ来たから、すげー弾けたのを期待しいてたんだけど、今のところ内容は無茶苦茶、正当派、、なんでこんな無茶な設定にする必要があるのかと、、商業的に見ても「果物」じゃそれほど展開幅があるとも思えないし、、それはこれ以上ライダーシーズを飽きられずに続けていくコトへの一種の自信のなさなの現れかと（笑）。
　でもさ「目先」を幾ら変えても、もしくは脚本家を変えても同じだよ、ライダーシリーズはさ。

　制作の主幹を担ってる人が仮面ライダー物語の深いところまで潜って大転換しないと。

　まあ言いぐさが阪神タイガースファン見たくなって来たので愚痴はそれくらいでおいとく。

　今回の鎧武の見所はchika的にはなんたって虚淵 玄って人の脚本展開だなぁ、、「魔法少女まどか☆マギカ」も見たことないし、ある意味chikaにとってはお初の人だからそれはそれで楽しみなんだ。
　でも今の所は新味はないな、工夫は目一杯してあるけど、新味はない。

　放送一回目から無茶な感想みたいだけど、一回目の主人公登場の時って、かなり作品の肌合いを決定づけて来てると思うよ。
　ライダーの場合は変な話だけど、内容の破綻率ってのも逆説的に作品の魅力に繋がってるし、中でも主人公の有り様ってゆーのが一番大きな要素で、ヒーローとしては30パーセント位、破綻要素が混じってる位が丁度って感じだね（笑）。
　「俺様」で最初からスタートしたカブトの天道なんて、過ぎた俺様故に、破綻率３０パーセントギリギリでそれが魅力に、で後にダークカブトの展開で破綻率が閾値を超えるかと思った所で、スーパーシリアス展開に物語が突入、最後はなんとか無事（？）着地みたいなことやってたもんなぁ。
　アギトもそのパターン、逆にプランＢだと龍騎の城戸真司とか電王の野上良太郎とか、最初はこの子大丈夫？って感じで主人公が徐々に成長して最後には自己犠牲も厭わず地球大崩壊みたいなピンチを救う位のヒーローになるって感じ。
　どっちにしてもライダーの場合は、主人公が若手の俳優さんやもしくは卵クンがそれをやるから、この主人公の荒れ玉ぶりと俳優さんの未完成さが上手くマッチすると凄く面白いんだよね。そのあたりが、鎧武の場合、ちゃんとやれすぎみたいな（笑）。
　虚淵 玄って人が、秘めたる自信を持って脚本作りを進めてるって感じがひしひしと、、、それで足下をすくわれなきゃいいけど。
　馬鹿じゃ出来ない、利口じゃやらぬ、中途半端じゃ、なお出来ぬ …ってね。

　仮面ライダー世界を一年やり通して、良い物に仕上げるって結構難しい。