ドラマスペシャル いねむり先生
ヤッター!苦手な録画に成功。こんな単発TVドラマを、録画で上手く仕留めたのは初めてじゃないかしら?
これほど視聴に執着したのは、主演が藤原竜也で彼が若き日の伊集院静を演じてるからって事もあるけど、それに阿佐田哲也と夏目雅子が+とくれば見るっきゃないでしょ、って感じです。
でも実は、この原作本も色川武大本も読んだことないんですよね(笑)。
阿佐田哲也氏の『麻雀放浪記』には、何度も手が出かけたんだけど、本屋さんでぱらぱらとページをめくっては、「あかん!これあたしの肌に会わない」って感じで。
夏目雅子さんは、TV西遊記で、幼心にも彼女の三蔵法師に妙な倒錯エロを感じて大ファンでした。
(特に彼女の禿ヅラってか、坊主頭姿が露出した時は知らないうちに幼いオチンチンが勃起してたかも)その夏目雅子さんの旦那ですよ、伊集院静って。
TVで氏の姿をちらっと見た事あるけど、格好いいわ!!いかにも女に持てそー。
でもこうやって書き連ねていくと今回のTVドラマ視聴の動機は、完全にミーハーやなぁ。
原作はどうなのか知らないけどTVドラマの方はまったりしてて、お酒をゆっくり飲みながら視聴って感じだったよ。
テーマ的には結構重いものがあるんだけど、そっちの方は意識的に押さえてあるのかな?chikaの方も「旅打ち」のシーンだけ楽しんで、悪いけどサブロー(伊集院静)が悪夢に悩まされてるシーンなんかは欠伸して見てた。
本当の「悪夢」の怖さってあんな程度じゃないよね。
ただ、冒頭の西田敏行演じる阿佐田哲也がいねむりじゃなくて「金縛り」にあってるシーンはちょっと怖さを感じた。この時だけ、阿佐田哲也より西田敏行だった西田敏行が、ちょっとだけ阿佐田哲也に見えたかな。
「旅打ち」って面白そう・・やって見たい!でもchikaは全然博才ないからなぁ、、「男→女」の賭けで全部、勝負運持ってったて感じだし。
ウソウソ、本当は頭悪いから、麻雀なんて基本的なルールは判るんだけど、点の数えかたが未だに覚えられないし、卓上に浚された牌も覚えられないし、こんなんで、麻雀に限らずデータと勝負勘が連動してる賭博に勝てっこないよね。
こんなんで 「旅打ち」に出たら、その日の内に帰宅するハメに、、。
でも気のあった仲間と一緒に旅にでて、旅行先の美味い料理と酒を楽しんで、好きな賭け事して、その日の大負けも旅の味わいの内って最高じゃない?
ちょっとchikaの地方出張デートに感じが似てるかな。
chikaの書いた小説、「激走!!まぼろしトラック」のバックグラウンドもこの「旅打ち」みたいな感じだもんね。
PS 「人は病気や事故で死ぬんじゃない。寿命で死ぬんだよ」って先生がサブローにおずおずと言い聞かせるシーンはジンと気たわ(珍しくジュンじゃない)。
そうそう、TVドラマとしての感想としては、阿部サダヲの黒鉄ヒロシは「見逃せばボールの球」、谷原章介の井上陽水は、馬鹿にしてんのかテメーコノヤロー(笑)。