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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

OVA戦闘妖精雪風と「実写化映画」

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 神林長平さんの「雪風」はねー、、chikaがまだSfオタク少年だった頃、何度も挑戦しかけて挫折した小説なんだよね。

 マシンやら異世界との戦闘やら設定としては面白そうなのが一杯そるってるくせに、ちょー難しい(笑)。

 「読んでいてもわかんないよ、これ」って感じ。

 そのくせ、読者からの評価がめっちゃ高いんだよね。それでかなりへこんでいたのを覚えてる。
 で今回、OVA化されたのを見たんだけど「えーこれってゲイ映画じゃん」ってゆーのが率直な感想。

 確かに雪風を初めとする戦闘機の飛行シーンには目を奪われるけど、それをのぞけば、ゲイ、いや女性目線からのゲイ、つまりジュネ辺りの物語だね。
 主人公の深井零にしても(彼に恋いこがれてる)ジェイムズ・ブッカーにしてもその造形は完全にお耽美ジュネボーイズ。

 ジェイムズ・ブッカーが趣味のブーメランを削りだしているのをソファに座った深井零が見下ろしているシーンなんか、もうジュネーっ!!って感じ(笑)。

 内容の方は、小説を一応なぞってはいるけど、別物でしょこれ。

 はっきり言って、雪風という不思議な女に填った深井零と、彼を慕い続ける一本気なジェイムズ・ブッカーの三角関係物語。
 勿論、ゲイ映画ったって、この程度じゃ、心も満たされないし○○○も抜けないけど、元から女性陣は鑑賞するだけだし「抜く」必要もないので、これで充分なんでしょ(笑)。


 って事で、小説にせよコミックにせよ原作がある物を映像化するには昔から色々あるんだけど、ネット界隈では映画「ガッチャマン」がボコにされてるらしい。 本体を見たワケじゃないので何とも言えないんだけど、どの批評を読んでも「ごもっとも」って感じでスッゴク筋が通ってる(笑)。

 折角期待してたのに観る前から「あ~ぁ」って感じだね。

 もとから比べられるワケもないけど上映時期が悪いのもあるよな~「パシフィック・リム」とか「マン・オブ・スチール」とか。

 特に「マン・オブ・スチール」なんかは原作コミックの数度目のリブートで「実写化」レベルがマックスまで上がってるからなぁ。

 「ガッチャマン」の監督が「ハリウッドのアメコミ・リメイク映画に迫りたい」とか言ってたらしいけど、その時点で、既に発想的に負けてるんだと思うけどね。

 (今さらならがに、三池監督の「ヤッターマン」実写化で見せた 見切り は的確だったんだよな。)
 けど松坂桃李君や綾野剛君は悪くないぞー。

 脚本含めたプロデュース力の問題だろー!!

 特撮を見守り続けてうんじゅうねん、親戚の男おばちゃんは、特撮から巣立った君たちを、徹底的に庇っちゃうぞー(笑)。

 

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