saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

帰ってきた男 エルヴィン・スミス

「進撃の巨人」第20話エルヴィン・スミス
 小林脚本、女型巨人の正体が調査兵団の一員である事までは視聴者に明かすつもりになったらしく、フード姿で立体機動を使うその姿の描写がありましたが、、脚本の展開からみて、ここで新顔の兵団員が登場する可能性は低く(それをやると話の枝分かれが起きて、展開が複雑になり過ぎる)、とすると、エレンが巨人化する事を知って緊急性を感じ、調査兵団に潜り込んだ人物ってゆーのが一番考えられる線なんだけど、だったらエレンと同期の人間ってものも濃厚だよね。それも戦闘体技に長けた女性。
 しかし、話が実によく練りこまれていますね。
 大型巨人がものすごい蒸気噴煙の中で突然消えるシーンを、エルヴィンの短い回想の中に入れ、巨人の中にいる人間が逃走する可能性を示唆すると共に、壁の破壊と巨人の進入だけではなく諜報員の進入も有り得たという展開とかね。

 所詮、絵そらごとなんだからどうとでもかける、わけなんですが、これが本当に難しいんですよね。
 ・・それと、今回新たに加わった巨人データは、「人間が巨人化した場合は、他の巨人を惹き付ける。それはエレンに限られた事ではない。」って事ですな。
 女型巨人に変身した女性は、そういった巨人の習性にも詳しい、、つまり彼女を初めとして「より巨人の謎」に近い所にいる人間勢力が存在するって事なんだけど、、前にも書いたけど、chika的には巨人を道具にした卑近な人間同士の権力闘争みたいな展開は好きじゃないんだけどなぁ、、。もっと壮大な物語であって欲しい気がするんだけど、、コレばっかりはね。

 

「八重の桜」 第34回 帰ってきた男
 視聴者のニーズと、作り手の思惑は必ずしも一致しない、、特に視聴者の好みが多様化してる現在では、その最大公約数を狙って作り手は作品作りの方向性を決めるんだろうけど、それさえも当たるかどうかは判らない。
 だって一時は、このあやふやな「風」を読むのに、天才的なひらめきを見せた橋下氏だって一度、風読みにミスを犯すと失速するしかないんだもん。

 「半沢」だって「家政婦」だって爆発的にヒットしてから、後追いであれやこれやと言ってるだけの話で、現在のドラマ作りに読みや必勝法なんてありはしない。
 って実はこれ視聴率で右往左往してる「八重の桜」制作陣に対する当てつけなのだ。
 「東北復興」とゆー、「八重の桜」を企画した時の目的を忘れてんじゃない?

 そんなんで一年間1時間ドラマをぶち抜けるのは、受信料取ってる天下のNHKだけなんだからさ、そこんところだけはもっと自覚を持って欲しい。
 今回、オープニングのクレジットをじっと見てたんだけど、「脚本○○」の表示が無かったような、、chikaの見落とし?それともNHK側の配慮?
 で本編の方なんだけど、やっぱ先週と同じように「軽い」し、朝ドラティスト満開。
 これも悪くはないんだけど、今までの「八重の桜」を肯定的に見てきたchikaからするとなんか詐欺にあったような気分(笑)。
 オダギリジョー新島襄は(舌噛みそう)、オダジョーティストそのままで、このドラマ自体に噛み合っているような噛み合っていないような不思議な感じ、気のせいかこのオダジョーと絡むと西島秀俊・覚馬も若返って凄くライトに見えるんだけど(笑)。
 でも戦争で壊滅的打撃を受けながらも、明治という新時代を切り開いていく人々という方向性は踏み外していない感じ。

 朝ドラ「女版・坂の上の雲」みたいな?

 「平清盛」の場合は最終回に向けて結局、何が言いたかったのか良く判らない状態で主人公だけがどたばたしてたけど。

 その点だけは大丈夫な気がするんだけど、ってことで脚本家問題については暫し静観。

 

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