アメリカン・ホラー・ストーリー 第8話・Rubber Man
「アメリカン・ホラー・ストーリー」、、このTVドラマの第8話が見たくって、最初から見始めたんですが、この度ようやく第8話・Rubber Manに到達。
ふぅ。結構しんどかった。
だってホラー大河ドラマなんですもん(笑)。
それに第1話や2話くらいまでは純粋に「ホラー」なんだけど、それ以降は「現代アメリカの病を突く」みたいな社会派ドラマ的要素がかなり盛り込まれ初めて、娯楽ホラーとしては結構小骨が多かったりして。
それとこれ程長いと、(しかも過去と現在を入れ子細工にしてあるから)人物設定とかエピソードが微妙に辻褄が合わなくなっているようで、それが視聴者側の混乱の元になってるみたい。
まあ全体的に見ればかなり面白いんだけどねコレ。全部見終わったら、ラバーフェチの視点以外からの感想も書いてみようかと思ってます(笑)。
ってエロな本音を書いた所で、第8話・Rubber Manについての感想です。
Rubber Manのガワ(全身ラバーキャットスーツ)だけは、この8話だけじゃなくてかなり前から登場するんですが、最初は単に制作側の趣味で色物的に登場するんだと思ってました。
所がそうじゃないんですね。
このガワ、実は「変装用アイテム」や「種付け用アイテム」としてかなり重要なポジションが与えられていたんです。
この話、詳しく書くと「アメリカン・ホラー・ストーリー」自体の中核をなすネタばれになってしまいますので、それは避けますが、ヒントとして「変装用にしても体格が違い過ぎやろ!」とだけ突っ込みを入れておきます。
で8話では、このガワが何故、主人公達が移り住むことになった死霊屋敷に残っていたかとゆーエピソードが展開されるんですが、、まあ早い話が、あるゲイカップルの倦怠期解消策みたいな動機でゲイポルノショップから購入されるわけです。
実際は相方のパトリックがラバーよりレザーが好みだったので彼らの性生活には使用されなかったようですが。
購入時のポルノショップ店員とチャド(ゲイカップルの一人)の会話とか、チャドとパトリックが不仲になった原因とか、凄くリアルで面白かったんだけど、chikaみたいな仕事をしてると、チャドがSMの世界に異端性を感じているのがちょっと意外でしたねー。
でもニューハーフである事と、ラバーフェチである事は別なんだから考えれば当たり前なんだけどね。
ps チャドを演じてる俳優さん、どっかで見たことある顔だな~って思ってたんですけど、この人、次世代スポックさんやってるザカリー・クイント氏でした。
実生活でも自身がゲイである事をカミングアウト(あまり好きな言葉じゃないけど)してます。