saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

サマードッグ

いやー、今年のお盆は公私共々色んなことがありましたなぁ(しみじみ)。
ゲイノージンの皆様方の中にはそー言った公私共々のゴタゴタをブログでしかもリアルタイムで心情含めて書き連ねる方もおられるよーですが、あたしゃーその心持ちがちーっとも判りませぬ。
「自我」の確定途中にある小さなお子様は他人と自分との境目が余りないって事なのですが、そーゆーのに近いのかと、、。(あるいは究極の一人芝居か)
ってことで、ネットの方も暫くご無沙汰でした。
この「プププ」では「仮面ライダーフォーゼ」と「平清盛」の感想を軸に(ってか特撮と大河を軸に)下らないことをつらつらと書いて来たのですが、両方とも出来が芳しくなく(あくまでchika的にはって事ですが)最近では、感想書くのも疎ましく、しかもオリンピックや高校野球中継で定期的な視聴も出来ず、すっかりご無沙汰してました。
でも最近は便利なもので録画を忘れててもネットで見逃したTV番組を視聴する事が可能なんですね。
ってことで佐緒里ちゃんのレスにも答えなきゃなんないのでネット動画で見ましたヨ、「仮面ライダーフォーゼ」は、年の暮れも押し迫る第46回「孤・高・射・手」。
でもいつも思うんだけどこの仮面ライダーフォーゼ、、見てる瞬間はそれなりに面白いんだけど、見終わってからは何にも残らないってか、話自体の「無理矢理」感が強いんだよね〜。
これはっきり言って中島脚本の特性みたい。
今日の弦太郎の「俺たちの青春は何だったんだぁ!」の怒りも、その時は「オー!」って演劇的な盛り上がりなんだけど、冷静に考えて見ると「んー?だって、そーいうけど、みんな結構セイシュンしてたじゃん?弦太郎、あんたがヒーローとして怒るべきは、人間性に欠けた理事長のやり口そのものに対してだよ、」とか、賢吾の「トモダチをバカにするなー!」も、理事長は「トモダチを必要としていない人」なのであってトモダチをバカにしてるワケじゃないから、いくら自分が弦太郎と知り合ってトモダチの必要性を痛感したからって、そこから遠いところにいる理事長を憎悪するってのはちょっと違って、これも多数の人間を犠牲にしてでも人類の進化を求めるという理事長の価値観にこそ(父親との離別から考えても)賢吾は対峙すべきじゃないのか?とか。
結局、まともに話の展開をしとけば、フツウに辿り着くような対立点に至らないのは、中島脚本がいつまでたっても「ダチ」「信用する・しない」「怒り」「団結」を起点にした凄く低次元なカタルシスの「繰り返し」を求めてきたらこうなるんだろうなと。
まあ今回、一体、脚本上のナニを狙って「再びの裏切り」を校長にさせたのかよく判らないけど、最後まで校長を「くせ者」で終わらせてくれた事には感謝って事で(笑)。

ってかホントは、私事以外の関心事ってか、心に影を落とす出来事は「尖閣諸島不法上陸・李明博大統領竹島上陸」を巡っての事。
日本政府の弱腰外交に対する怒りとかそんなんじゃなくて、なんとゆーか漠然とした不安感を感じるのね。
この前「いじめ問題で真実隠してる」って大学生が大津市教育長をハンマーで殴る事件があったじゃない、あの「凶暴性」が、日本や世界に充満しつつあるんじゃないかって感じ。
それは勿論、自分の中にも確かにあって、「グダグダやっててもナニも変わらない・元凶を殺すしか方法がない、ホントはお前も判ってるんだろ」みたいな囁き声があって、その衝動に身をゆだねてしまったらどんなに楽かとか。
うーん、危ないなぁ。とにかく気を付けないと。こんな狂った気象でも、とりあえずもうすぐ秋が来る筈だから、それを信じて、もう少し頑張って「冷静」にね(笑)。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!