saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

NHK大河「平清盛」は日本の「家」制度のお話

叔父を斬った清盛と、父上を斬れなかった義朝って事なんだけど、今までの話の展開から考えると納得できるような出来ないような微妙な対比劇・・まあこれがこれからの話の膨らませ方にとっては若干の伏線として使われるんだろうけど、でも一貫して源ファミリーの方が格好良く描かれて来たのはなんでなんだろう?主役は平清盛の筈なんだけどなぁ、、。
でも今回の「叔父を斬る」は結構、見れた。
多分、斬首決定を言い渡されて事に及ぶまで45分の持ち時間の4分の3程をじっくり使ったせいなんじゃないかと思う。
処刑の途中、清盛には西行が義朝には弁慶が生き証人みたいな感じで登場してたけど、ここら辺りはこの脚本家のサービス精神というかマズい癖が出たなぁ、、、こんな演出しなくてもなんとでもなるのに、、って思ったけど、まあいいや。
それとラスト近くの信西と清盛の「色々あるけど二人で世の中変えようぜ」的会話・・・これはこの番組が始まった頃の二人の出会いを思い起こすと、まあ妥当な線なんだけど、なーんか違うんだよね。
こういう話の上で、輝きを放って生き生きする人物じゃないと思うんだよね、平清盛の人物像って。
どーもこれって「昔、革命を夢見ていた若者が今は現実派の大物政治家」みたいな昭和時代の物語フォーマットみたいに思えるんだけど。
日本人には人気のない平清盛、折角そこに焦点を当てたんだから、それなりの覚悟を持って、黒くギラギラ輝く命の煌めきみないなのをさ、、、ああ、もう止めとこ。
それに、今のところ日本の「家」制度の源流みたいな部分が図らずも描けてるしさ。

話変わって、仮面ライダーフォーゼの方は、脚本がまたまた変わって長谷川圭一氏、、、なんだかもう何をやってるんだか判りません。
ディケイドも、ラスト近くの話は迷子状態になってたけど、その比じゃないな。
しかしこれほど「次のライダーが早く始まらないかなぁ」と思ったのは初めての事。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!