saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ディープ・コアより出でてマスとなれ

本日、S.M.F Unplugged Worldのメインである長編小説「特異点サトゥルヌス」と不定期連載「Gagging Blowjob(倒錯の寄生虫)」を同時更新。
実を言うといずれも2ヶ月ほど前にほぼ完成していたのだけれど、グダグダと推敲を重ねていた。
それほど推敲を重ねたからと言って文章の完成度が高いワケではない。
ノって書いている時は、ほぼ一発で書けるし、後で見直しても、自分でもリズムがあって斬新な表現だなぁ・・って自惚れが可能な瞬間があるものだが、、。
のれない原因を探ってみる・・・やっぱアクセス数かも知れない。
ブログだとかなんだとか多角経営(笑)を始めるまではS.M.F Unplugged World一本槍で、それなりにエネルギーを注いで来たし、一日のアクセス数も現在のざっと4倍はあった。
商業ベースの創作活動ではないから、自分の満足の出来るものを追求すればいいのだけれど、ずっと前にも書いたけれど「読者が一人もいない物語」は「物語」として成立しない。
だから一応、アクセス数は、その目安になる。
一方で最近の自分自身の創作傾向は、過度な性描写やアクション、あるいはフェテッシュ描写はどんどん減っていく傾向にあって「会話」や「心理描写」にそのウェイトが移りつつある。まあこれでアクセス数を望むのもなぁ・・とは納得しつつ、、、なのである。

話は変わって、昨日「仮面ライダークウガ」のおさらい視聴を全て完了する。
やっぱり「クウガ」は平成仮面ライダーシリーズの金字塔である。
「新しいレジェンドの創造」の大テーマに恥じない出来だと思う。
(勿論、特撮ヒーローTV番組という制限付きだけど)
、、一時、クウガの映画化の話があったらしいけれど、あれはスクリーンに移し替えると駄目だと思う。
ってかアニメ以外で、日本映画で特撮ヒーローモノが本格的に成立した作品を見たことがない。
「クウガ」はサム・ライミ監督の「スパイダーマン」にある意味よく似ているけれど、「スパイダーマン」が完全に「映画」として成立しているように「クウガ」がそうなるかと言えば、、難しい所だと思う。
特撮技術の差というより、娯楽に対する「飢え」の違いというのか、ファンタジー実現化に対するフロンティア精神の差というのか、ちょっと前の流行の言葉で言えば、「肉食系」「草食系」の違い。
映画化されたウルトラマンシリーズとか仮面ライダー&戦隊ヒーローでも、時々、おーって驚かされるシーンが多くなったけど、やっぱりその基準がハリウッド映画のそれであって、追いかけている間は絶対に超えられない。
逆にアニメの方は日本の方が基準になっていてハリウッドがそれに影響されているみたいな。
でも「草食系」タイプがファンタジー創造に弱いかと言えばそうでもなくて、この前見た「大魔神カノン」では、大魔神が歌を口ずさみながら巨体を利用して畑を耕すシーンが登場して、思わず笑ってしまった。
アニメ「日本昔話」の実写版というお遊び・・この味わいは「肉食系」のファンタジー実現力では決して出せないだろうから。
思えばこーゆー違いを判った上で、戦略的に「娯楽」を邁進させたのが韓国。さてさてどーなるんでしょうねこの国は。
実写版「宇宙戦艦ヤマト」より、リメイク版「電人ザボーガー」の方が、日本アニメの体質・特質を引き継いで将来への可能性を秘めてると思うんだけど。
そこで今日の提言(笑)
「マスを自認して敗退し続けるよりは、ディープ・コアより出でてマスとなれ。」

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