saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

冴子毒女ビィームっ!

 エクストリーム (Extreme) は、「極限」「極度」「過激」などといった意味をもつ英語。→エクストリームスポーツ各アウトドアスポーツでギネス記録に挑むような生命ラインギリギリまで達したアドレナリン全開の究極な状況下の競技の総称。


 だそうです。亜樹子が「だ、だ、Wが開いたよおー! しかも中見えたあ!」と叫んだサイクロン・ジョーカー・エクストリーム、、。
二昔前なら「バロームワーン」ですね。それが平成の御代になると『誰も完全じゃない(Nobody’s Perfect)』、、、これで本当に二人で一人になっちゃいました。
身体を縦2等分する線に、爪をかけ、ぐいと引けば、肉と皮が剥がれ、骨が見え内蔵がズルズルと・・って違うか。

しかし、良くできた展開でした、冒頭のおさらい編から突っ走って、サイクロン・ジョーカー・エクストリームのお目見えまでで、完全に盛り上がりきってしまったので、アクションシーンがどうでも良くなってしまうくらい。
一つ一つのカットシーンに制作者サイドの映像に対するオシャレ心とか詰め込まれているのがよく分かるし。
 中でもビースト・ドーパントとゾーンに苦戦中の竜を助けに向かうフィリップと翔太郎のバックに吉川晃司のバラード、、もう計算しまくりの演出です。見え見えの格好良さなんだけど、やっぱり格好良い。

これだけ正味15分あるかないかぐらいに詰め込むなら、前回の放映内容をもうちょっと整理しておけば良かったのにと思いましたよ。
あまり正面には出てこなかったけれど、フィリップに「パートナーにならないか」と誘われた竜が、さりげなくそれを否定したり(「翔太郎の気持ちを考えろ」ときつく言わない彼の優しさだとか、それでも亜樹子程、彼らにべたべた関わらないという持ち前のポーズを堅持するあたり)する部分なんかね、もうちょっとでいいから膨らませて欲しかった。
フィリップのパートナー取り替え発言も、彼の非情さというより、むしろ、人工知能的存在としての感情的な欠落にその因があって、翔太郎に対する思いはちゃんと持っているってゆー辺りも、ちょっと視聴者の脳内補完に頼りすぎかも。
逆に尾藤さんの方は前回であれほど引っ張ったのに、後半じゃ只の回収役でしたし。

 ・・とか文句言ってるけど、間に1週間挟んで、しかも毎回アクションシーンが必要みたいな制約付きでこの話の山をどう配分して良いか素人にはさっぱり判らないし、しかもちゃんと園咲家との関係とかシュラウドさんの関係を「より複雑にして興味を引っ張る」みたいな伏線まで入れて、、やっぱ構成としては凄いのかなと。

PS 冴子に鈴子、凄いですね。
ってか特撮ヒーロー番組にここまで濃い女性像が必要なのかと(笑)。でもいずれも艶やかでエロぃっす。冴子毒女ビィームっ!でビースト・ドーパント撃破!

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