saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ニホンナイズ

朝青龍の引退を受け、涙ぐみながら会見に臨む白鳳がぐっと来た。
chikaはこーゆー純な男の反応を見るのが好きなのだ。まあ頭の片隅では「計算の出来ない男はサイテー」みたいな価値観もないではないんだけど(笑)。
そーゆー意味では朝青龍本人自体は「純」と、「計算の出来る男」の真ん中より、やや右よりって人物だったけど、でも彼、まだ29歳なんだよね、改めて聞くとちょっとビックリ。
 この引退についてはそれこそ色んなコメントが飛び交ってて、chikaが入り込むような隙間はないんだけど、某女子が言ってた「朝青龍がアメリカナイズならぬニホンナイズされなかった、あるいはモンゴル人として日本の相撲に挑戦した事が全ての事の発端だ」という説が一番、chika的に馴染みますわん。
 朝青龍関の引退表明についてのモンゴル側の感想とゆーか反応を、取り上げてるマスコミもあるようですが、なんだかchika的にはヤンキースを解雇された松井秀喜外野手についてヤンキースの経営陣がどーのこーのと騒いでいる日本国内の「逆めがね」を見るようでこれも面白いとゆーか、居心地が悪い気がしましたね。
それに確かに、一部日本人の心の中には国技である相撲からモンゴルを疎外したいという気風があるのは事実だろうし、、。
奇しくも我らが(笑)静かなる男、亀井静香氏が地方参政権(選挙権)付与法案に絡んで「選挙は過熱する場合がある。参政権付与で民族感情が刺激され、対立が生まれる危険性もないわけではない。」みたいな事を言ってますが、これは当たってると思う。
日本人ってテレビなんかをぼーっと見てる限りには他民族の動きや反応(例えば、韓国との野球やサッカーの試合とか、今回のモンゴルでの反応とかに対して・・反日感情と言ってもいい)に寛容なんだけど、問題が相手の吐息が肌にかかるぐらい身近なものになって来ると、途端に逆上しちゃって大人な反応が出来なくなるもん(笑)。
 おっといけない、あまり話を広げちゃうと収集がつかなくなる。
まあ朝青龍の引退は日本のジョーシキから言えば落ち着くところに落ち着いたって事だろうし、マスゴミも自分たちの影響力で理事会(相撲)の老害実力者達が慌てふためいて珍しく動いた事に満足しただろうし、何より一度は追い落とそうとした朝青龍を陥没させたわけだから、これからは朝青龍賛美の方向で方針転換するんだろうな。
まあこのヘンは実に日本人の気質をよく読んで手玉にとっているなぁ・・と毎度、感心させられるんだけど。



ps 上のテキストを書いたのが5日、このPSを書いてるのが6日。
 下の記事は今朝のこと。やるなぁ朝青龍(笑)。
 「止めりゃいんだろ、止めりゃ、おいらあんたらの言う責任を取ったんだ、何かある?」・・確かに。日本人が騒いでいた「品格」とやらは所詮、そんなものだって、どこかで高笑いが聞こえてきそうな、、。
(たぶん、その声はハワイの方向からじゃないと思うんだけど。)


4日に引退した元横綱・朝青龍が静養のため、ハワイに出発した。その際の様子をFNNのカメラがとらえた。
5日、4日に引退会見を行ったばかりの朝青龍が、サングラスにニット帽、黒のTシャツの上にはジージャンというラフな格好で成田空港に姿を現した。
涙ながらの引退会見からわずか1日、空港に姿を現した朝青龍は、満面の笑みを浮かべながら搭乗口へと向かった。
朝青龍は「(出発前に一言いただきたいんですけど)ごめんなさい、周りがいるので」、「(これからどちらに?)すみません、プライベートなので」と話した。
搭乗口が近づきサングラスを外すと、気がついた周りの乗客が握手を求め、朝青龍が快く応じる一幕もあった。
そして、向かったゲートの先には、ハワイ・ホノルルの表示があった。
朝青龍は、何度か訪れたことがあるハワイに静養のために向かったものとみられている。
そして、日本時間6日午前4時前、朝青龍はホノルル空港に降り立った。
取材陣の問いかけには答えず、足早に車の中へと乗り込んだ。
滞在中の予定については、今のところ一切明らかにされていない。

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