saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

お姫様フィリップ

アームズ・ドーパント格好いい!!久しぶりに仮面ライダーに、三等身以上のスタイリッシュな怪人が帰ってきたという感じ。
(ところで昔、アームズという「身体」を武器に変えられる設定の漫画があったような?)
このヘビメタ風味のアームズ・ドーパントと戦うW(ダブル)ってすごくシンプルでスマートなデザインなんだということを改めて再確認しました。
身体を縦半分に割って非対称なデザインを組み合わす事への違和感がなくなった今、もしこれが単一の身体だったらかなり物足りない印象を受けるだろうと(現在放映中の劇場映画ではそれが登場するらしいですが。)思います。
昔、偽仮面ライダーって感じで大量生産型の雑魚ライダーがよく登場しましたがあれの一歩手前みたいな(笑)。
それにしてもヒートのお姿はエロい、昔、同棲していたラバーフェチの男が赤ラバーを愛着していたからその刷り込みがあるのかも、、。
で次の放映回ではいよいよファングが登場、ファングの「白」もライダーカラーとしては画期的ですね。

画期的と言えば、話の展開の配置もそう。
今まで仮面ライダーと言えば一部の作品をのぞいて、一年という尺の中で、中だるみするかと思えば最終回で尻切れトンボになったりストーリー展開のペース配分がいい加減すぎる作品が多かったんですが、W(ダブル)はひと味違うみたいですね。
現在上映中の劇場版に合わせてあえて、フィリップや翔太郎の過去や園咲家との確執という、ストーリー展開としては最も美味しい部分に手を出さず、今日の放映回まで、探偵業務の雑多なエピソードで凌いできたとしたらこれはもう大した計算だと。
今日のエピソードにしたって「仮面ライダー」という名前の名誉に強烈な拘りを見せる翔太郎と、それに衝撃を受ける冷静一徹な筈のフィリップの姿を、何度も描いていましたが、それが次週回のフィリップがファングへの変身を選び戦うカタルシスに繋がるんでしょうね。
・・・脚本の描き手が違うとやっぱり展開も違う。まあこれ以上書くと井上脚本へのあてこすりになっちゃいそうだし、元から、書き手としての資質が違うものを並列に並べて書くのも意味のないこと、、。

PS これは余談だけど今日の亜樹子はちょっとウザ過ぎ、山本ひかるって子はたぶん凄く一生懸命演技をする人なんだろうから「亜樹子」が視聴者からどう見えるかぐらいの匙加減は現場の演出でなんとかならんもんか?と思っちゃったり。
それに対してフィリップは今後の話の展開も含めてますます運命の「お姫様」化しつつあるような。あっ、だから「亜樹子」がヒロインとしての位置づけがないのか(笑)。

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