saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダースカル

久しぶりの「W」見てたら、「ああっ石森章太郎スカルマンだ(まちがってもスルカではない)!!」と一瞬、ドキドキ。
更に更に、ドクロマスクの上に探偵帽子が乗っかって斜に構えてるぅ。それに一瞬見えた鳴海荘吉らしき男の顔がなんだかえらく渋い!!
ついにフランク・ミラーのコミック『シン・シティ』をロバート・ロドリゲス監督が映画化したみたく、あーゆー、ダークでハードで漫画チックな「仮面ライダー」を撮るのか!!と。最近なら「ウォッチメン」の雰囲気?
「真・ライダー」だとか最近の劇場版「ファースト」「ネクスト」とか、ライダーシリーズにはその目があるわけで、ただ残念な事にシリアスにしようとし過ぎてそれがかえって足かせになってたきらいも、、。
その点、「W」は「漫画チック」と「ハードボイルド」が不思議なバランスをとってる出来映えだから、尺の長い劇場版だと期待できるかも。
ディケイドのガクトもビックリしたけど、吉川晃司の登用は更にビックリ。
でも考えたらガクトはNHK大河『風林火山』の上杉謙信役、次に吉川晃司は同じくNHK大河ドラマ「天地人」の織田信長役だから、仮面ライダー参戦の登場順番から言ってもあってるのか、、。
しかしガクトのライダーマンと吉川晃司の仮面ライダースカル、うまく選んであるなぁ、、。実際の作品での評価は別だけど、ね、でもchika的には吉川晃司の仮面ライダースカルには期待大、骨太の汚れ役みたいなのはなかなか似合ってそうだし、噂だと名探偵、鳴海荘吉であると同時に最後はラスボスになるって展開らしいから、そーゆー捻くれた展開にも適材って感じ。
しかし「ビギンズナイト」ちゅータイトル、臆面もなくって感じで、・・・まっ判りやすくていいかぁ(笑)。

 判りやすいと言えば映画を見なきゃ結末がわからないように作られた最終回の仮面ライダー・ディケイドと、もうすでに始まっちゃってる「W」の始まりのエピソードを描く「ビギンズナイト」がセットになってること。
商法としては同じなんだけど、そりゃディケイドの方が分が悪いよね。
でもWとセットにしたから、「なんなんだよソレ」ってゆーディケイドのやり口にご立腹の「大きな特撮ファン」の方々も渋々見ちゃうかも。

 あっそうそう、TVのほうなんだけど(なんだよ〜それくらいの扱いなのかよ〜ダブリュはよ〜。)、お菓子ドーパントの造形見て腰砕けになったって事ぐらいかな。
亜樹子の父・鳴海荘吉を自分が死なせてしまった事実を切り出せない翔太郎と、飛び跳ねる亜樹子キャラの対比なんて、結構ドラマとしてはおもしろいことやってるのにね、、。
戦隊シリーズも同じような事やって怪人キャラもお菓子ドーパント系なのに、こちらは許せちゃうのは、視聴者とライダーブランド・戦隊ブランドがそれぞれ結んだ「お約束」が違うから?

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